実験用無線局 |
同社は総務省が周波数アクションプランにおいて新たに確保するとした1.7GHz帯の周波数(以下、F0)と、同社がすでに持つ同帯域の隣接する周波数(以下、F1-F3)を使用し、高速・大容量なLTEの高度化技術の通信品質や通信速度(スループット)の評価を行った。
具体的には10MHz+10MHz幅のキャリア・アグリゲーションと連続20MHz幅の性能評価、下り300MHz(20MHz幅、4x4 MIMO)、下り150Mbps(20MHz幅、2x2 MIMO)の検証が行われた。
この実験は8月22日に開始され、9月末まで行われる予定で、実験場所は香川県高松市の一部エリア。
実験に用いた端末は20MHz幅、4x4 MIMO対応の実験専用端末、20MHz幅、2x2 MIMO対応 実験専用端末、STREAM X、GL08D、GL06P。
実験結果は下記の通りで、4x4 MIMOでは、下り291Mbpsという規格上の下り最大速度に近い結果が出ている。
・「10MHz+10MHz幅CA」と「連続20MHz幅」の評価では、「連続20MHz幅」の方が下り伝送速度が高いことを確認
・「4×4 MIMO」と「2×2 MIMO」の評価では、両方式とも規格上の下り最大速度に近い速度(4×4 MIMOで下り291Mbps)を確認
・「2×2 MIMO」の評価では、既存のUSBスティックタイプのデータ通信端末「GL08D」で148Mbpsを記録
【情報元、参考リンク】
イー・アクセス/プレスリリース