今回はモバイルWi-Fiルータの「L-03E」を、同じくタイの携帯電話会社「TrueMove」のSIMカードで使う方法をご紹介します。
SIMロック解除したL-03EをタイのTrueMoveで使う |
■バンコク MBKのSIMカード屋でSIMカードを購入
バンコクにある巨大なショッピングモール、MBKの4F(最寄り駅はBTSのNational Stadium)には、携帯電話や各種アクセサリを販売する小さな商店が集中しており、SIMカードの入手も可能です。
バンコクにあるMBK |
MBKで販売されているSIMカードの例。
AIS、DTAC、TrueMoveの大手通信3社のほか、MVNOのSIMカードも多数販売されています。
販売されているSIMカード |
MBKでは、SIMカードの販売価格が明示されているお店もあるので、比較的安心して購入することができます。
■TrueMoveのSIMカードの料金プラン
今回はTrueMoveのSIMカードを購入したので、TrueMoveのプリペイドSIMでの料金プランについてご紹介します。
購入したSIMカード |
TrueMoveのSIMカードは199バーツ(約640円)で販売されており、このSIMカードに1,000バーツ(約 3,200円)をチャージして合計で約1,200バーツ(約 3,840円)を支払い、インターネット定額プランに申込をしました。
1,000バーツ分のチャージをしたのは、タイの滞在期間が長く、データ通信量が多くなることが予想されたためで、滞在日数や利用するデータ量に応じて、適切なプランを選択すると良いでしょう。
TrueMoveのプリペイド向けの料金プランは以下のWebサイトで確認できます。
※英語ページを探したのですが見つからないため、タイ語となります。
True Moveのインターネット定額プラン 参照:Deals & Special offers for Prepaid customers |
表中の項目の一番左から、
プラン名/値段/データ通信量/利用日数/Wi-Fi利用/登録方法/登録方法(自動更新の場合)
となっています。
最上位プランでは、899バーツで利用日数が30日間、3Gのデータ通信が5GB分、5GBを越えた場合も通信は継続が可能ですが、通信速度が128kbpsに制限される仕様となっています。
インターネット定額プランの申込は、SIMカードの購入を行ったお店でその場で登録してもらい、申込が完了した後、登録待ち時間などは特に無く、すぐにL-03Eにてインターネットが利用可能となりました。
L-03EでTrueMoveが利用可能に |
■APN設定
L-03EにTrueMoveのSIMカードを入れて利用したところ、APN設定を変更せずに通信を行うことができました。
補足ですが、TrueMoveのSIMカードを挿したGALAXY Note 2(SC-02E)では、本来はドコモ専用のAPNに切り替わるために、海外のSIMカードでは利用できないことが多い「テザリング」が利用可能でしたので、APNについてはどんな設定でも接続ができるようになっているものと思われます。
その他、注意が必要な点は、TrueMoveのサービスは3Gの周波数として一般的な2,100MHzの他に、850MHz帯が使われているため、850MHz帯に非対応の端末で利用した場合は、3Gで利用可能なエリアが狭くなることが考えられますので、注意が必要です。
今回は、TrueMoveのSIMカードをSIMロック解除したL-03Eで利用していましたが、バンコクやその周辺都市および、チェンマイにて使用中、ほぼ全てのエリアが3Gで利用可能でした。
左から順にバンコクの屋台で3G、バンセンビーチで3G
左から順にメークロン駅で3G、チェンマイ空港で3G
【情報元、参考リンク】
Deals & Special offers for Prepaid customers
記事執筆者プロフィール
島田純
ブロガー/フリーライター
Twitter:@shimajiro、ブログ:shimajiro@mobiler
ブログとモバイルと旅が好きなフリーランスのブロガー/ライター。
モバイルWi-Fiルータやデータ通信関連が得意です。
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本コラムは毎月第1・第3火曜日更新予定!
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