2013年第2四半期のスマートフォン販売台数(※クリックして拡大) |
今年第2四半期の携帯電話の販売台数は4億3516万台。うち、スマートフォンが2億2533万台と、全体の51.8%を占めている。
この2億2533万台のうち、韓国サムスン電子の端末が31.7%の7,138万台を占め、メーカー別ランキングでトップに立っている。2位が米Appleで3,190万台でシェアは14.2%だ。サムスン電子といえば、国内ではNTTドコモが今夏推した「GALAXY S4」はソニーモバイルコミュニケーションズの「Xperia A」の人気には及ばなかったが、世界的にはまだまだ莫大な数の端末を販売している状況に変わりない。
3位は韓国LGエレクトロニクスで、1,147万台で、シェアは5.1%だ。4位以下は団子状態で、中国Lenovoが1,067万台、中国ZTEが969万台と続く、ソニーモバイルコミュニケーションズもこの後に続いているものとみられる。
続いてスマートフォンのOSシェアの調査結果だが、Androidが昨年同期と比べ約15%シェアを伸ばし、79%となっている。iOSは14.2%、Windows Phoneは3.3%、BlackBerryは2.7%といったトップ4だ。Windows PhoneがBlackBerryを上回り3位に上がった点が昨年同期からの大きな変化だろう。
2013年第2四半期販売スマートフォンにおけるOSシェア(※クリックして拡大) |
下に掲載した表は、フィーチャーフォンも含めた携帯電話端末全体における販売台数の調査結果。スマートフォン以外の端末も含めるとフィンランドのNokiaが依然として上位に入っていることが分かる。日本メーカーではソニーが950万台で9位に入っている。スマートフォンの販売台数ランキングでは3位のLGエレクトロニクス以下は少ない差で団子状態となっているため、ソニーが今後3位辺りまで浮上していく可能性も十分期待できる。
2013年第2四半期の携帯電話端末の販売ランキング(※クリックして拡大) |
【情報元、参考リンク】
Gartner/プレスリリース