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ウィルコム、PHSと3G/4G対応スマートフォン「DIGNO DUAL 2 WX10K」を発表

ウィルコムは4日、同社のPHS音声通話サービスと3G及び4G(AXGP)をサポートしたAndroidスマートフォン「DIGNO DUAL 2 WX10K」(京セラ製)を発表した。PHSとのデュアル方式が注目された初代「DIGNO DUAL WX04K」からコンセプトはそのままに、様々な機能を新たに追加した新モデルとなる。

DIGNO DUAL 2

PHSによる通話は音楽CDとほぼ同じ圧縮技術を採用しているため、相手の声をとてもクリアに聞き取ることができるので、まずはその魅力がある。そして、データ通信については4Gエリア内では下り最大76Mbpsでの通信が可能で、それ以外のエリアでは3Gでのデータ通信ができる。また、PHS圏外では3Gの音声通話も可能だ。

他に大きな特徴として、「スマートソニックレシーバー」の搭載がある。

最近の京セラ端末には標準搭載されてきている技術だが、相手の声を振動に変換し、ディスプレイ全体を振動させて音を伝えるというものだ。この技術を使って音声通話をするため、DIGNO DUAL 2には一般端末のような通話用スピーカーがない。通話時はディスプレイのどの場所を耳に当てても基本的には相手の声が聞こえるようになっている。耳を当てる位置が正確でなくても構わない点もスマートソニックレシーバーの良さだ。

さらに、耳をディスプレイにしっかりと当てれば、駅のホームやショッピングモールなどの騒がしい場所でも相手の声をよく聞くことができる。

国内定番機能ではワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信、防水・防塵性能を備える。

その他、基本的な仕様は次の通りだ。OSはAndroid 4.2、プロセッサはQualcomm MSM8960 1.5GHzデュアルコア、内蔵メモリは1.5GB RAM、16GB ROM、ディスプレイは約4.7インチ、720×1280ドット、本体サイズは約66×134×10.9mm、重さは約134gなど。

料金プランについてはこちらの記事を参照してほしい。

また、DIGNO DUALの発売日は7月18日で、予約は4日から受付開始となっている。

【情報元、参考リンク】
ウィルコム/DIGNO DUAL 2 WX10K

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