URBANO |
URBANOはKDDIが用意する今夏向けスマートフォン4機種のうちの一つで、シリーズならではのデザイン面での特徴、そして京セラ製スマートフォンの魅力でもある「スマートソニックレシーバー」などが魅力だ。
デザイン面では、端末前面下部に3つの物理キーを備え、操作性に配慮。さらに、各部に金属パーツを取り入れたデザインで、質感も追求されている。背面は丸みを持たせ、手にフィットするようにしている。
実際に端末を手に取ると、デザインはとてもシンプルなので、あまり特別な感じはしないが、人を選ぶものではないはずだ。そして、物理キーの存在は侮れず、かなり便利だ。一昔前のAndroidスマートフォンでは3つの物理キー搭載は普通だったが、最近はタッチキーが多く、また、機種によっては全てソフトキーということもある。
この物理キーの存在がURBANOを使いやすくしてくれる。
本体のサイズは約134×65×10.8mm、重さは約140g。ディスプレイは約4.7インチでHD解像度なので、最近のハイエンド向け端末と比べると劣るものの、大抵のユーザーにとってはあまり気にならないだろう。内蔵メモリは2GB RAM、16GBで、こちらも普通。2GBのRAMを積んでいるので、動作パフォーマンスも特に不満を感じるレベルにない。
バッテリー容量は2,700mAhで、急速充電に対応している。30分程度で約50%まで充電できるので、ちょっとした時間でも素早く使える状態にできるのは嬉しい。
そして、最近の京セラ製スマートフォンには標準搭載されているが、「スマートソニックレシーバー」が地味に便利だ。一般的な端末では通話スピーカーから電話中の相手の声が出力されるので、端末を耳に当てるときはこのスピーカーの位置に合わせる必要がある。しかし、スマートソニックレシーバー搭載機では、ディスプレイを振動させて音を出す仕組みなので、ディスプレイであれば適当なところに耳を当てればいいようになっている。しかも、耳をある程度押し付けるようにすると、周囲の騒音が気にならないほど音をクリアに聞くことができるので、電話機としてのスマートフォンを考えると、スマートソニックレシーバーの存在はとても意味あるものとなる。
【情報元、参考リンク】
・KDDI/プレスリリース
・【実機レポート】ガラケーからの乗り換え向き?「URBANO(アルバーノ) L01」(au 2013夏)