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IIJ、ドコモの通信網を利用したLTE対応通信サービス(SIMカード)をビックカメラグループで6月14日より販売へ

インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)は5日、同社が個人ユーザー向けに「IIJmio(アイアイジェイミオ)」のブランドで提供しているデータ通信サービスの販路を拡大し、6月14日より全国の「ビックカメラ」「ソフマップ」「コジマ」の取扱店舗及び関連ネットショップにおいて、「IIJmioウェルカムパック for BIC SIM」として提供すると発表した。

「IIJmioウェルカムパック for BIC SIM」について

販路が一般消費者に馴染み深い大手家電量販店に拡大されたことで、以前よりも「IIJmio」のサービスに手を出しやすくなる。

今回新たに販売される「IIJmioウェルカムパック for BIC SIM」も、既存サービスと同様にIIJがNTTドコモ(以下、ドコモ)のモバイルネットワーク網を利用して提供される通信サービスのため、通信可能エリアはFOMA/Xiのそれに準じ、通信速度も同様となる。具体的にはXiでは下り最大112.5Mbps、上り最大37.5Mbpsに対応する。Xiのエリア外でもFOMAエリアであれば、FOMA網を利用した通信が可能だ。

さらに、ビックカメラグループ限定の特典として、ワイヤ・アンド・ワイヤレスが展開する公衆無線LANサービス「Wi2 300」のアカウントも提供される。これにより、「W2 300」の無線LAN網も利用できる。

「IIJmioウェルカムパック for BIC SIM」は、SIMカードパッケージで販売され、購入後にIIJmioのウェブサイトから料金プランを選択して申込みを行えば、即時にデータ通信サービスの利用が可能になる。

この基本パッケージの価格は3,150円で、SIMカードは標準SIMとmicroSIMの2サイズが用意される。自分の使いたい端末に合うサイズを選択して購入する必要があるので注意したい。

料金プランの選択は3つから可能だ。月額945円の「ミニマムスタートプラン」と、月額1,974円の「ライトスタートプラン」、そして月額2,940円の「ファミリーシェアプラン」だ。それぞれ違いがあるので、紹介していきたい。

この3つのプランの違いは提供されるSIMカードの枚数とデータ通信速度を制限なく利用できる月間データ量にある。ファミリーシェアプランは、その名の通り、家族複数人や一人でも複数台の端末で利用したい方向けのもので、SIMカードが最大で3枚まで使える。そして、通信速度制限なく利用できる月間データ量も3枚で分け合えるようになっている。

気になる月間データ量は、ミニマムスタートプランが500MB、ライトスタートプランが2GB、ファミリーシェアプランが2GBとなっている。それぞれ規定の月間データ量を超えたときは、通信速度が上下とも最大200kbpsに制限される。

【情報元、参考リンク】
IIJ/プレスリリース

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