そんな中で、iPhoneでは「Vine」というサービスが開始された。これは6秒という短いショートムービーを撮影し、アップロードしてSNS的に共有できるというサービス。
Instagramの動画版と言っていいかもしれない。6秒という極めて短い動画なので、気軽に撮影できるのがいい。
世界初のショートムービーSNS(?)「VINE」。右は人気のフォトSNS「Instagram」。
このVineが面白いのは撮影時に画面に指が触れている間だけ撮影が行われるというシンプルなシステム。連続してすべてを撮影する必要もないので、指でタッチするさじ加減で、1秒の動画を6シーン撮影するというような使い方もできる。異なるシーンを手軽に撮影してアップロードできるのがいい。
指を触れている間だけ撮影が実行されるVine。1ファイルに簡単に複数のシーンを撮影できる。
もちろん、6秒の連続したムービーを撮影することもできる。
アップロードはInstagram同様、Vine自体のSNSに加え、Twitterにアップロードすることができる。短時間のビデオはTwitterのスピード感にも合っている気がする。旅行などに行ったときでも、ちょこちょこっと動画を撮影してアップロードできるのが楽しい。
Twitterへのアップロードも選択できる |
このアプリが最近、Androidにも登場することとなった。機能的にはiOS版とほぼ同様で、同じようにシンプルに撮影できる。InstagramはAndroid版が出てから爆発的にシェアが広がった記憶があるので、Vineもまた大きくシェアを伸ばすのかもしれない。
4G LTEなどで回線速度も上がっている昨今、VineのようなショートムービーSNSがもっと流行ってもいい気がしているのだが、どうだろうか?
記事執筆者プロフィール
一条真人
ITジャーナリスト
Twitter:@ichijomasahjito、Facebook:masahito.ichijo、
ブログ:一条真人メモ
クラウドサービスからスマートデバイス、デジタルAVまで、デジタル関連のアイテムが大好き。「ハッカー」(日本文芸社)、「PCプラスワン」(笠倉出版)などパソコン雑誌の編集長を経て、小説なども出版して現在にいたっています。PC、IT関連の本は50冊以上書かせてもらいました。スマートフォンは初代Xperia(あまりに美しいデザイン!)、iPhoneなど数機種使っています。
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本コラムは毎月第2・第4火曜日更新予定!
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