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テレビでdビデオを視聴できる「dstick 01」の店頭販売が7月1日に開始。価格も値下げへ

NTTドコモ(以下、ドコモ)は24日、スマートフォンやタブレット向けに提供している定額制の動画配信サービス「dビデオ」をHDMI入力を備えたテレビなどのモニターディスプレイで視聴することをできるようにするスティック型端末「SmartTV dstick 01」をドコモショップなどのドコモ取扱店で7月1日より販売開始すると発表した。

dstick

あわせて、6月24日より全国のドコモショップで事前予約の受付を開始する。さらに、ドコモオンラインショップでの販売価格が6,930円に変更される。これまでの価格は8,925円だったので、約2千円の値下げとなる。

dビデオは、dビデオを契約しているスマートフォンやタブレットなどの端末に加えて、合計で5台まで視聴端末を登録できるようになっている。この5台までであれば、追加料金は発生しない。そのため、例えばPCを持っている方であればスマートフォンやタブレットとPC、どちらからでもdビデオを視聴できる。

そしてdstickに関しても、5台以内であれば追加料金なくdビデオを視聴できる。

dstickはHDMI出力とWi-Fiを備えた小型端末で、テレビのHDMI入力端子に接続し、USB端子から電源を取ってやればいい。あとは、家庭内のWi-Fi(無線LAN)環境に接続し、初期セットアップをすれば利用可能になる。

dstickにおけるメニュー操作はスマートフォンもしくはタブレットから専用アプリを介して行うようになっている。なお、Apple TVにおけるiPhoneからの操作などでも同様だが、家庭内Wi-Fi環境が遅い場合、操作に遅延が生じる可能性があるので注意してほしい。10年位前からWi-Fiルーターを変えていないような場合には注意が必要だ。

また、テレビやモニターによってはdstickとテレビの筐体が干渉してしまうこともあるかもしれない。筆者のPC用モニターの場合はHDMI入力端子の周囲が若干カーブしており、干渉してしまう。その場合には延長ケーブルなどが必要になるかもしれないので注意してほしい。テレビの場合は多くの機種で問題ないはずだ。


現在のdビデオのサービスの場合、最大画質で再生しても大画面テレビの場合粗く感じてしまうかもしれないが、それでもやはり大きな画面で視聴できることは魅力だ。また、同種の定額制動画配信サービス「Hulu」などと比べて約半額という値段設定を考えれば画質についてもある程度妥協できるだろう。

Huluとdビデオは海外ドラマ等の場合、配信作品が被っていることがあるが、配信シーズンが作品によって異なる。例えばHuluの場合、ワーナーの作品は奇数月に奇数シーズン、偶数月の場合に偶数シーズンを配信するなど、奇数シーズンと偶数シーズンを一気にまとめて見れないことがある。そういうときにdビデオではHuluと違うシーズンを配信していることがあり、両サービスに加入することで上手く補完できることがある。

そのため、海外ドラマのファンなどであればHuluとdビデオのダブル加入も悪くない。

ただし、大画面で視聴できるとはいえ、PC用モニターで十分という場合は、現在のdビデオは前述したようにPCでも視聴できるので、それでよいだろう。PCの場合はdstickを購入する必要はない。ブラウザからdビデオのサイトへアクセスし、docomo IDでログインすればいい。

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース

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