ファーウェイは18日(英国時間)、英ロンドンにおいて世界最薄のスマートフォン「Ascend(アセンド) P6」を発表した。Ascend P6は、僅か6.18mmという超薄型ボディが魅力のスマートフォン。
今月中に中国市場で販売開始となり、7月以降に欧州などでも順次リリースされる予定。
ボディサイズは約132.6×65.5×6.18mmで、厚みが際立って薄い。7mm程度でも十分薄く感じるだけに、6.18mmだと本当に薄いプレートのような感覚になりそうだ。
重さは約120g、ディスプレイサイズは約4.7インチで、解像度は1280×720のHD。
その他の仕様を確認すると、OSはAndroid 4.2.2、内蔵メモリは2GB RAM、8GB ROM、プロセッサは1.5GHzのクアッドコアで、バッテリー容量は2,000mAhだ。カメラは前面に有効画素数約500万画素のものを、背面に約800万画素のものを搭載する。前面サブカメラに約500万画素のものを搭載することは、注目ポイントの一つとなりそうだ。
また、背面のメインカメラにはF値2.0のレンズを採用している。最近の国内ハイエンド端末などではF値2.0未満の、より明るいレンズを搭載しているものもあるので、特筆すべき点にはならないが、それでもF値2.0は明るいレンズであり魅力の一つとなりそうだ。さらに、被写体に約4cmまで迫ってのマクロ撮影もできる。
UIは、ファーウェイ独自の「Emotion UI」をプリインストールする。もちろんAndroid端末なので最終的には自分好みのホームアプリを入れればいいわけだが、このEmotion UIには、Uni Home、Me Widget、MagicTouch、SmartReadingなどが含まれ、使いやすく設計されている。
なお、国内メーカー製端末の場合、サウンド面にも力が入っている。ソニーの「Xperia」シリーズの場合はウォークマンほどとは行かなくとも、それに近いレベルの高音質で音楽を楽しめる。富士通製端末は「Dolby」対応だし、シャープ製端末も力を入れている。その一方で、海外メーカー製端末はそれほど力が入っていない分野だ。
しかし、このAscend P6は「Dolby Digital Plus」を搭載している。映画やドラマなどの映像コンテンツを視聴する際には嬉しい。
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ファーウェイ
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