現在はWiMAX機器に付与されるIPアドレスはグローバルIPアドレスだが、6月以降
順次プライベートIPアドレスへ変更される。
この変更はUQ Flat年間パスポート/UQ Flat/UQ Stepを利用しているユーザーが対象となる。UQ Flatプラス(プロバイダとしてau.NETを利用)、UQ 1 Dayは対象外だ。
今回のプライベートIPアドレスへの変更に関して、大部分の利用形態においては特に問題なくインターネット利用が可能だが、グローバルIPアドレスの利用に依存している一部のアプリケーション等においては設定の変更の必要や、場合によっては利用できなくなる場合があるので注意したい。
例えば、下記の例については利用できなくなる可能性がある。
・1. オンラインゲームの一部(ルータのUPnP対応やポート開放設定が必要と案内されているもの)
・2. サーバとしての利用の一部(DynamicDNSを利用するもの、外部からIPアドレスを指定してアクセスするもの)
・3. リモートアクセス(VPN)の一部(TCP/UDP以外のプロトコルを利用するもの)
・4. その他、プライベートIPアドレスの利用に未対応のアプリケーション・ネットワーク機器
また、同社は今回に変更にあわせてグローバルIPアドレスを付与するオプションサービスの提供を開始することも明らかにした。グローバルIPアドレスを引き続き利用したい場合には、月額100円を支払うことで利用できる。
この「グローバルIPアドレスオプション」の受付開始日は5月21日で、My UQから申し込みできる。また、料金は月額100円だが、9月末利用分までは無料となっている。
「グローバルIPアドレスオプション」について(※クリックして拡大) |
【情報元、参考リンク】
・UQコミュニケーションズ/プレスリリース
・UQコミュニケーションズ/「グローバルIPアドレスオプション」について