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【新機種レポート】高い人気を得た初代からどう進化するのか?「らくらくスマートフォン2 F-08E 」(ドコモ2013夏)

NTTドコモ(以下、ドコモ)は15日に今夏商戦向けの新商品発表会を開催し、複数のスマートフォン、そしてタブレット等の新商品を披露した。その中の一つが「ドコモ らくらくホン」カテゴリの新商品である「らくらくスマートフォン2 F-08E」(富士通製)だ。

らくらくスマートフォン2 F-08Eのモック

らくらくスマートフォン2は、その名の通り初代「らくらくスマートフォン」の後継機にあたり、基本的な特徴を受け継ぎつつも、新しく進化した点も持つ端末となっている。

残念ながら発売時期が夏モデルのラインナップの中でも遅い時期となる8月中旬予定のため、今回の発表会では動作するデモ機の展示は行われなかった。そのため、実機のインプレッションをお伝えすることはできないのでご了承頂きたい。

本記事ではらくらくスマートフォン2の基本的な特徴と、発表会場に展示されていたモック写真を紹介する。

まず、初代らくらくスマートフォンからの大きな変更点は「Xi(クロッシィ)」に対応したことだ。初代らくらくスマートフォンはFOMA機だったが、今回はXi対応機種になる。そのため、ドコモはらくらくスマートフォン2向けのパケット定額サービス「Xiらくらくパケ・ホーダイ」の提供も開始する予定だ。

この「Xiらくらくパケ・ホーダイ」は月額2,980円のパケット定額サービスで、フラット型のプランになる。すなわち、いくら使っても2,980円だ。ただし、月々500MBまでは速度制限なく使えるが、それを超えると月末まで上下とも最大128kbpsに速度が制限される。

「Xiらくらくパケ・ホーダイ」の提供開始日はらくらくスマートフォン2の発売日になる予定。

らくらくスマートフォン2と「Xiらくらくパケ・ホーダイ」に関する発表スライド。

商品紹介パネルとモックを斜めから見たところ。

次に端末の特徴をみていきたい。

まず、画面サイズが初代モデルでは約4インチ、解像度480×800だったが、今回は約4.3インチ、解像度540×960になる。サイズアップし、画面がより見やすくなるはずだ。また、OSはAndroid 4.2で、プロセッサはQualcomm APQ8064T 1.7GHz(クアッドコア)と、らくらくホン シリーズの端末ながら高速CPUを搭載する。内蔵メモリも2GB RAM、8GB ROMと、侮れない。

カメラは背面に約810万画素の裏面照射型CMOSカメラ、前面に約130万画素の裏面照射型CMOSカメラを搭載する。こちらも地味に優秀だ。両方とも裏面照射型CMOSセンサーを使っており、薄暗い室内などの暗いシーンでもそれなりに明るい写真を撮影できる。

そして、バッテリー容量が2,100mAhと大きいことも魅力だ。初代が1,800mAhのバッテリーを搭載しつつ本体の重さが約138gなのに対して、今回のモデルも同じ重さの約138gだ。重さが変わらずにバッテリー容量、画面サイズ等が大きくなっているのは魅力だろう。

ボディサイズは約130×64×9.9mmだ。

初代に搭載され、高い評価を受けた、まるで実際にボタンを押したような感触がある「らくらくタッチパネル」は継続採用。決定時などにボタンをタップするときに実際に画面を押し込むようにする操作を要求する独自の操作性は健在だ。

また、本体は防水・防塵にも対応しており、お風呂やキッチン、アウトドアなどでも安心して使える。

カラーラインナップはゴールド、ブラック、ピンクの3色展開だ。

下にモックの写真を掲載する。





【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/らくらくスマートフォン2 製品紹介ページ

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