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ドコモがパイオニアと業務・資本提携へ。約50億円出資予定。車利用者向けのサービス等を協力して開発へ

NTTドコモ(以下、ドコモ)は13日、パイオニアと業務・資本提携を結ぶことに合意したと発表した。資本提携においては6月28日に出資を行う予定で、出資総額は約50億円になる見込み。出資比率は約7%で、出資方法は第三者割当増資の形となる。

提携のイメージ

両社の業務・資本提携は、パイオニアが保有する車載機器向けの地図や車両位置情報などの交通ビッグデータと、ドコモが保有するクラウドサービスを連携させた新たな車利用者向けサービスを開発するとともに、ITS(Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム)テレマティクス分野への本格的な事業参入に向けて行われる。

両社はこれまでにも車利用者向けのサービス分野で協力してきた。例えば、ドライバー向けの情報提供サービスである「ドコモドライブネット」や、車載用クレイドルの開発などだ。これら、カーエレクトロニクスと情報サービスの融合において協力して取り組んできた過去がある。

そして今回の提携によって、パイオニアの車載機器やドコモのスマートフォン等からの情報(位置情報等のプローブデータ)による高度な交通情報を生成できる交通クラウド基盤がパイオニアに構築される。

さらに、スマートフォン、そしてパイオニアの車載機器等に対する新たなサービスの準備に両社が共同で取り組んでいくことになるという。

最近ではスマートフォンやタブレットをカーナビ代わりに使う動きが増えていることもあり、両社の提携によって、より便利なサービスが登場することが期待される。

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース

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