「ほぼスマホ」の発表会にて |
ほぼスマホの利用シーンとして「お父さんのスマートフォン事情」をテーマにNECビッグローブの代表取締役 執行役員社長 古関義幸氏が、データ通信量・通話料金・端末代などを節約したいお父さんと家族にピッタリはまるサービスとして今回プレゼンを行った。
昨年6月に発売した3G対応スマートフォン「MEDIAS for BIGLOBE」はデータ通信のみで、スマートフォンの”フォン”の部分がないので「ほぼスマホ」というキャッチフレーズを付けたと説明する。
昨年発売されたほぼスマホ(MEDIAS NEC-102)は音声通話はなし |
今回のほぼスマホはLTEに対応し、新たにIP電話の機能をつけることで、スマートフォンとして通話もできるようになった。ネットワークサービスはNTTドコモのXi/FOMA網を使用して(MVNOとして)、人口カバー率100%を実現している。
今回発表された新ほぼスマホは端末がMEDIAS NE-202になり、LTEに対応し、通話アプリも利用できる |
パッケージには卓上ホルダも付属する |
今回、新サービスとして発表された「BIGLOBEフォン・モバイル」は、AndroidスマートフォンとiPhone(※iPhone対応は今夏の予定)で使えるIP電話アプリで、月額315円で利用できる。市販のスマートフォンでも利用できるが、ほぼスマホで利用する場合は12ヶ月間この月額利用料315円が無料となる。通話料金は携帯宛が一律1分16.695円、固定電話宛が一律3分8.4円となっている。
ほぼスマホの料金は、24ヶ月の利用プランとして月額3,950円で提供される。内訳はアシストパックB(端末代)1,970円+BIGLOBE LTE・3GライトSプラン(データ通信量1GBまで)1,770円+基本料金(BIGLOBEベーシックコース)210円となる。
なお、6月末までに申し込みをした場合は割引が適用されて月額2,980円で利用できる。また、6月末までに申し込みをして且つBIGLOBEの固定回線を利用している場合は基本料金が掛からず月額2,770円で利用できると説明された。
6月末までに申し込むと月額2,980円 |
このように通話もできるほぼスマホは、端末代を含めて安くスマートフォンを始められるという点が強くアピールされていた。
続いてデータ総量料金についての説明が行われた。例として、お父さんのスマートフォン、お母さんのフィーチャーフォン、娘さんのフィーチャーフォンそれぞれの「データ通信料金」を「スマホ白書2012」を基に合計でおよそ11,000円であるとする。これに対して家族まとめて7GBまでのデータ総量料金とすることで、月額4,980円で提供し、お得に使えるサービスとなる。3人分をまとめてデータ総量料金とすることで非常に安価になる。
データ通信料をお得にする「データ総量料金」 |
データ総量料金はUIMカード3枚で7GBまで使えるサービスで、UIMカードのサイズは端末に合わせて通常のUIMカードとminiUIMカードから選択できる。また料金プランに関してもスタンダードプランの月額4,980円の他に、2:00〜20:00までの制限付きのデイタイムプランの月額3,980円の2つが提供される(どちらもデータ通信量は7GB)。デイタイムプランは20時以降は自宅のWi-Fiで使用することを前提としており、月額1,000円お得に利用できるサービスとなっている。
UIMカードは2種類。iPhone 5などに使用されている nanoSIMサイズの提供に関しては前向きに検討しているという/td> |
端末を後から追加することも可能で、例えばデータ総量料金で1台目をほぼスマホで契約(1,970円+4,980円)した後、2枚目のUIMカードでもう1台ほぼスマホを契約すると端末代の1,970円で利用できる。
データ通信料金を一本化できるため、安く端末を運用できる |
家族で利用する場合、端末代とデータ通信量を抑えることができる料金プランとしている。
データ通信量1GBライトプランを自宅のWi-Fiと組み合わせた利用例で紹介 |
ほぼスマホMEDIAS NE-202のアクセサリーの展示 |
新製品・サービスの発表の他に同社によるアプリの紹介なども行われた |
(記事:mi2_303)
【情報元、参考リンク】
NECビッグローブ/プレスリリース1、2