SIMフリーのスマートフォンを使用することのメリットについては、前回の記事「今回は海外SIMフリー販売オンラインショップEXPANSYS自身をご紹介!」でもご紹介しているが、簡潔にまとめると以下の点である。
(1) キャリアの縛りがない
(2) 海外で格安料金で使用することができる
(3) 海外版ならではの機能を使用することができる
(2) 海外で格安料金で使用することができる
(3) 海外版ならではの機能を使用することができる
(1)については、国内版のモデルを国内のショップで購入する際、多くのユーザーは「2年契約」という縛りのもとで購入した経験があるだろう。もちろん、中途解約せずに2年間使用するのであれば、料金はお得になるケースがほとんどだろう。そして、国内版のモデルは契約キャリアのSIMカードしか使えないようにロックが掛かっている。そのため、ロックを解除しない限り、他のキャリアの通信サービスを利用することができない。
しかし、SIMフリーのスマートフォンについてはこの点、キャリアの縛りがない。スマートフォンの最新機種に目がなく、2年も同じ機種を使用できないという方や、事情があって2年以内には中途解約の可能性が高いという方には、ぜひSIMフリーという選択肢を視野に入れてみて欲しい。
(2)については、前回の記事でもご紹介した通り、世界各国で現地のSIMカードを購入することで、現地において格安料金でスマートフォンを使用することができる。海外旅行好きの方や、海外出張の多い方には嬉しい特徴だ。
(3)については、最近では、前回の記事でもご紹介した「Xperia Z」のスタミナモード(所謂バッテリーの省エネ機能であり、通常の4倍バッテリー稼働時間を長持ちさせるというもの)が海外版のみの搭載であった。その他の機種についても、海外版のモデルのみにプリインストールされている便利なアプリなどは多数存在する。
たとえば、中国ブランド「Meizu」の機種を購入する場合は、中国ならではのアプリも多数存在するため、中国語の勉強にも最適である。「ありふれた国内版ではなく、珍しいモデルを試してみたい」-そんな好奇心旺盛なユーザーに、海外SIMフリーのスマートフォンという選択肢は非常にオススメだ。
以上、SIMフリーのスマートフォンの特徴を挙げてみたが、「とはいえ、これまで海外SIMフリーのスマートフォンを購入した経験がないし、購入に際し、どのような点に注意すればいいのかわからない」-そんな方もいることだろう。ここでは、海外SIMフリーのスマートフォンを購入する際の留意点として、SIMカードのサイズ、対応周波数の2点をご紹介したい。
≪SIMフリーのスマートフォン購入時の留意点1≫
SIMカードのサイズ
SIMカードのサイズは4種類ある。フルサイズ、miniサイズ、microサイズ、nanoサイズだ。現在のスマートフォンで主に使われているのはこのうちmini-SIM、micro-SIM、そしてnano-SIMとなり、一般的にmini-SIMのことを「標準SIM」と呼ぶことが多い。ちなみにNTTドコモの場合、SIMカードのことを「UIMカード」と呼び、標準のUIMカードがmini-SIMカードサイズ、miniUIMカードがmicro-SIMカードサイズ、nanoUIMカードがnano-SIMカードサイズになっている。
≪SIMフリーのスマートフォン購入時の留意点2≫
スマートフォンの通信方式と対応周波数
初めてSIMフリーのスマートフォンを購入する際、多くの方が混乱しやすいポイントが周波数だ。購入を検討するSIMフリーのスマートフォン機種が、希望するキャリアで使用可能かどうかは、周波数、通信方式が一致するかによる。
参考までに、主要キャリアの通信方式、対応周波数についてご紹介したい。
(1) 通信方式
通信方式 | 通信キャリア | |
4G | LTE | NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル |
3G | W-CDMA | NTTドコモ、ソフトバンクモバイル |
CDMA 2000 | KDDI |
(2)周波数
通信キャリア | 周波数 | |
NTTドコモ | Xi | バンド1(2100MHz), 19(800MHz), 21(1500MHz) |
FOMA | バンドI(2100MHz), IX(1700MHz), XIX(800MHz) | |
KDDI | 4G LTE | バンド1(2100MHz), 11(1500MHz), 18(800MHz) |
3G | バンド6(2GHz), バンド0・サブクラス2(800MHz) | |
ソフトバンクモバイル | 4G LTE | バンド1(2100MHz) |
3G | バンドI(2100MHz), VIII(900MHz) |
※2013年3月時点。
※3G/LTEの周波数/利用の不可に関しましてはご利用のキャリアにお問い合わせをお願いいたします。
一見、最初は確認事項が多く、紛らわしく感じられるかもしれない。これらの情報は、大概各サイトの商品ページの「スペック」もしくは「製品仕様」等の箇所に記載されている。参考までに、以下、弊社ウェブサイトの商品ページをご紹介したい。
▲「製品仕様」の部分に通信方式・周波数について記載されている。 |
SIMフリーのスマートフォンに興味をもたれている方、購入に際し更に詳しくSIMフリーについて学びたい方は、以下のブログ記事もぜひあわせて一読して欲しい。
● SIMフリー端末の特徴について(1)
● SIMフリー端末の特徴について(2)
● SIMフリー端末の特徴について(3)
そして、実際にSIMフリーのスマートフォンの購入を行う際は、ぜひExpansysから購入を行ってみて欲しい。
●EXPANSYS Japanウェブサイト
http://www.expansys.jp/
記事執筆者プロフィール
EXPANSYS
ウェブサイト、Twitter:@EXPANSYSJapan、
Facebook:EXPANSYS Japan
EXPANSYSは、1998年に創業。SIMフリーのスマートフォン/タブレット、アクセサリを販売するオンラインショッピングサイトを運営する世界的なリーディングカンパニーです。現在では120を越える国々へ商品の発送を行っています。(50か国/地域のサイトで販売を行っており、12のパートナー会社で200を越えるサイト運営をしています。その数は今も尚増え続けています。)本社はイギリスで、EXPANSYS PLCは、ロンドン市場(AIM)に上場しています。コラムは香港よりEXPANSYS Japanの日本人スタッフがお届けしています!
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EXPANSYSは、1998年に創業。SIMフリーのスマートフォン/タブレット、アクセサリを販売するオンラインショッピングサイトを運営する世界的なリーディングカンパニーです。現在では120を越える国々へ商品の発送を行っています。(50か国/地域のサイトで販売を行っており、12のパートナー会社で200を越えるサイト運営をしています。その数は今も尚増え続けています。)本社はイギリスで、EXPANSYS PLCは、ロンドン市場(AIM)に上場しています。コラムは香港よりEXPANSYS Japanの日本人スタッフがお届けしています!