dtab
dtabは3月27日にドコモオンラインショップでの先行販売が開始されており、店頭販売は4月中旬の予定とされていた。今回、具体的な販売開始日が確定し、より購入しやすい環境が提供される。
dtabにはモバイルデータ通信機能は搭載されておらず、対応ネットワークはWi-Fi(無線LAN)のみとなっている。すなわちドコモのFOMA/Xiでの通信はできない。そのため、単体ではドコモの通信サービスの契約は必要なく、気軽に購入できる製品だ。
通信はWi-Fiのみのため、家庭内のWi-Fi環境や外出先の公衆無線LANサービス、もしくはモバイルWi-Fiルーターなどとの利用が想定される。
dtabはAndroid 4.1を搭載するタブレットで、Google Playから各種アプリをダウンロードしてインストールすることも自由にできる。内蔵メモリは1GB RAM、8GB ROMで、ディスプレイは約10.1インチ、解像度は1280×800だ。
大きな魅力はドコモのスマートフォンやタブレットなどでspモード及びdビデオを契約していれば9,975円で購入できることだ。本来の標準価格は25,725円だが、この条件を満たしていれば9,975円で入手できる。ただし、9,975円で購入するためにはdビデオ
を6ヶ月間契約する必要があり、万一途中解約した場合には解約金が12,600円発生するので注意してほしい。
しかし、スマートフォンですでにdビデオを利用しているユーザーであれば、約1万円の出費で入手できるので非常に魅力的だろう。
プロセッサはクアッドコアであり、解像度がフルHDではないこともあり、十分なレスポンスで動くので、製品としても悪くない。デザイン、作りは価格なりに見えてしまう部分もあるが、気軽に使える端末としては十分だ。
【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース