ダブルLTEに関する発表資料より
ダブルLTEでは、具体的にはソフトバンクモバイルが2.1GHzの周波数帯を利用して提供するFDD-LTE方式のネットワークサービスに加え、イー・アクセスが1.7GH帯で展開するFDD-LTEネットワークをSoftBank 4G LTE対応機種で利用できるようになる。
両方のネットワークを利用できるエリアにいるときにどちらに繋げるかは、その時の混雑状況に応じて自動的に選択される。ユーザーに不便な操作等が発生することはなく、自動的により快適なネットワークが選ばれるのでネットワーク環境が向上する。
このダブルLTEは都内の一部地域から提供開始し、順次全国に拡大されていく。
ソフトバンクモバイルはダブルLTEによって2014年3月末にはSoftBank 4G LTEに対応した基地局が3万8千局になる予定としている。
なお、ソフトバンクは「4G」と名のつくサービスを2種類展開しているため、やや混乱しがちだが、「SoftBank 4G LTE」はFDD-LTE方式のサービスで、現状では「iPhone 5」「iPad」「iPad mini」が対応している。一方の「SoftBank 4G」はソフトバンク傘下のWireless City Planningが展開するAXGP方式の通信網を利用したサービスで、「PANTONE 6 200SH」「AQUOS PHONE Xx 203SH」などのAndroidスマートフォン等が対応している。
今回のダブルLTEはSoftBank 4G LTE側の話となる。
【情報元、参考リンク】
ソフトバンクモバイル/プレスリリース