ソフトバンクモバイルは8日、スマートフォンに専用のインターフェースを設け、知的障がいのある方が連絡や自分の居場所などを簡単に確認できる機能や、移動やトラブル発生時の手助けになる機能など、社会生活をサポートするサービスの提供を目的とした実施検証を実施すると発表した。
今回の実地検証ではいくつかの機能がテストされる。
あらかじめ設定された目的地までの時間帯ごとの移動手段と違う行動を利用者がとると、状態検知エンジンで異常を検知し、利用者本人に注意を促し、保護者に通知が送られる「行動判定機能」や、目的地までの徒歩ルートを検索し、AR技術を活用して画面に表示される実風景の中に目的地の方向を矢印で示して徒歩ルートを表示し、進む方法を直感的に把握できる「ARナビゲーション機能」の実施検証が行われる。
さらに、タッチパネルでの文字入力やボタン操作といった基本的な機能などを知的障がいのある方が正しく理解して使用できるかも確認される。
前述した機能は開発・検討されているサービスの一部にすぎず、様々な開発に取り組まれている。
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