KDDI、日本郵便ら、郵便ポストに付けたNFCタグをスマホで読み取ると様々な情報を入手可能、スタンプラリーも楽しめる実験を東京で実施

GAPSIS編集部 2013年3月14日

KDDI、ユーシーテクノロジ、日本郵便は14日、近距離無線通信技術NFC（Near Field Communication）を活かした実験「ココシル丸の内ポストラリー」を東京・丸の内で2013年3月21日から4月30日まで実施すると発表した。この実験では、丸の内エリアの郵便ポストにNFCタグが貼り付けられる。

利用イメージ

このタグをスマートフォンでタッチして読み取ると、郵便ポスト周辺の公共施設、店舗、最寄駅、バス停などの情報を取得できる上、郵便ポストを利用したスタンプラリーも体験することができる。

スマートフォンでタグを読み取る際には、専用アプリ「ココシル丸の内ポストラリー」をダウンロード/インストールしておく必要がある。ただし、アプリはAndroid版のみとなっており、iPhoneでは利用できない。

また、NFCに非対応のスマートフォンでも利用できるよう、QRコードも表記されている。QRコードを読み取ることで同種のサービスを利用可能なので、NFC非対応スマートフォンでも問題ない。

郵便ポストに貼り付けられるNFCタグ

なお、実験で利用される郵便ポストの数は19カ所であり、具体的には丸の内・大手町・有楽町地区で利用できる。

さらに、3月21日から24日までの期間、JPタワーで開催されるふるさと小包30周年記念イベント「ふるさと小包味祭り」と連動した企画として、オリジナルグッズと交換できる引換券がスマートフォンで提供される。スマートフォンで郵便ポストのタグをタッチすると引換券が表示され、JPタワー内のイベント会場で引換券の画面を見せるとグッズと交換できる。

そして、スタンプラリーについては、3つのスタンプを集めると懸賞に応募できるようになっている。