ドコモメールについて
ドコモメールは、現在スマートフォン向けに提供されている「spモードメール」から生まれ変わる新しいメールサービスだ。
spモードメールは登場から今まで、決して高い評価を受けてこなかったサービスであり、クライアントアプリだが、今回ドコモは大幅にテコ入れを行い、サービスのシステム、クライアントアプリ、そしてサービス名称まで変更する。
この発表は昨年10月に開催された新商品発表会の場で行われ、注目を集めた。
従来のspモードメールでは、受信メールはメールサーバーから携帯電話端末にダウンロードして読む形だが、ドコモメールの場合はシステムがクラウド化され、受信メールだけでなく送信メールも含めて、全てのメールデータがクラウド上に保存されることになる。いわゆる、Googleの「Gmail」と似たイメージだ。
データが全てクラウド上に保存されることで、マルチでバイス対応も容易になり、実際にメインのスマートフォンのほか、サブ端末やタブレットからも利用できるようになる。ただし、ドコモメールで同じアドレスを複数端末で利用する場合、それぞれの端末でspモードの契約も必須となるので注意してほしい。さらに、「マルチでバイスグループ設定」をするなどの設定も必要だ。
クラウド上に保存できるメールデータ量は最大1GBまで、最大8万件までとなっている。データサイズと件数はどちらか一方を満たした場合、それ以上に関しては一番古いメールから順に削除されるようになっている。削除したくないメールがある場合は、「保護」設定をしておけば、そのメールは削除されない。
また、メールのクライアントアプリも全く異なるUIのものになる。
ドコモメールのクライアントアプリ(※開発中のバージョンです)
詳しくは下記リンク先の記事を参照してほしい。
「一体どのように変わるのか? 「spモードメール」から「ドコモメール」への変化を詳しくチェック!」
【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース