Androidニュース&アプリ情報メディア

ドコモ、「spモードメール」から生まれ変わる「ドコモメール」の提供開始を延期へ

NTTドコモ(以下、ドコモ)は15日、3月に提供開始を予定していた「ドコモメール」の提供開始時期を延期すると発表した。延期の理由はサービス品質をさらに高めるためとされる。サービスの発表当初は1月に提供開始予定だったため、残念ではあるが、品質が低い状態でリリースされると、利用者数が多いサービスになるだけに大きなトラブルになりかねないので致し方ないだろう。

ドコモメールについて

ドコモメールは、現在スマートフォン向けに提供されている「spモードメール」から生まれ変わる新しいメールサービスだ。

spモードメールは登場から今まで、決して高い評価を受けてこなかったサービスであり、クライアントアプリだが、今回ドコモは大幅にテコ入れを行い、サービスのシステム、クライアントアプリ、そしてサービス名称まで変更する。

この発表は昨年10月に開催された新商品発表会の場で行われ、注目を集めた。

従来のspモードメールでは、受信メールはメールサーバーから携帯電話端末にダウンロードして読む形だが、ドコモメールの場合はシステムがクラウド化され、受信メールだけでなく送信メールも含めて、全てのメールデータがクラウド上に保存されることになる。いわゆる、Googleの「Gmail」と似たイメージだ。

データが全てクラウド上に保存されることで、マルチでバイス対応も容易になり、実際にメインのスマートフォンのほか、サブ端末やタブレットからも利用できるようになる。ただし、ドコモメールで同じアドレスを複数端末で利用する場合、それぞれの端末でspモードの契約も必須となるので注意してほしい。さらに、「マルチでバイスグループ設定」をするなどの設定も必要だ。

クラウド上に保存できるメールデータ量は最大1GBまで、最大8万件までとなっている。データサイズと件数はどちらか一方を満たした場合、それ以上に関しては一番古いメールから順に削除されるようになっている。削除したくないメールがある場合は、「保護」設定をしておけば、そのメールは削除されない。

また、メールのクライアントアプリも全く異なるUIのものになる。

ドコモメールのクライアントアプリ(※開発中のバージョンです)

詳しくは下記リンク先の記事を参照してほしい。

一体どのように変わるのか? 「spモードメール」から「ドコモメール」への変化を詳しくチェック!

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:0 件