累計契約数の推移 |
同社はWiMAXのエリア拡大にも努め、特に最近は地下鉄・地下街をはじめとする地下エリア、屋内施設でのエリア整備のほか、全国の鉄道路線沿線へのエリア展開を積極的に進めている。
また、同社は今春商戦向けにWiMAX対応モバイルWi-Fiルーターの新ラインナップを先日発表した。
NECアクセステクニカ製の「Aterm WM3800R」とシンセイコーポレーション製の「URoad-Aero」で、Aterm WM3800Rは既に7日に発売済み、URoad-Aeroも20日より販売開始となる予定だ。どちらも小型軽量である点が大きな魅力で、WiMAX対応モバイルWi-Fiルーターとして完成形と評しても誇張ではないレベルの製品へと進化している。
なお、同社は次世代のWiMAXサービス「WiMAX 2+(ワイマックスツープラス)」(仮称)の提供に向けた検討も進めている。WiMAX 2+はWiMAX Release 2.1規格を採用した通信サービスとなる見込みで、従来のサービスと比べ、より高速で快適な通信サービスになるものと期待されている。
このWiMAX 2+のサービス提供に向け、同社は総務省へ新たな20MHz幅の周波数帯の割当を求めており、獲得後、その周波数帯域にWiMAX Release 2.1のサービスを導入する予定だ。
現状、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、イー・アクセスら通信大手が揃ってLTE方式のサービスを提供しているため、絶対的な通信速度ではナンバーワンではなくなったものの、「WiMAXの低料金」、そして「速度制限無し」という魅力は非常に大きい。
【情報元、参考リンク】
UQコミュニケーションズ/プレスリリース