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シャープ、F2.0、光学式手ブレ補正機能搭載、業界最小サイズのスマートフォン向けCMOSカメラモジュールを発売へ

シャープは25日、スマートフォンなどのモバイル機器向けのCMOSカメラモジュールの最新モデル「RJ63AC300」を開発、発売すると発表した。サンプルの出荷時期は3月15日、量産時期は4月29日の予定。月産個数は20万個の予定。


RJ63AC300は光学式手ブレ補正機能を搭載し、業界最小サイズとなる約8.5×8.5×5.75mmを実現したCMOSカメラモジュールとなる。

スマートフォンなどのモバイル機器はボディの小型・薄型・軽量化などのためにも構成部品の小型軽量化は重要な課題の一つであり、また、それにより生まれたスペースをバッテリーが確保することで、連続駆動時間の伸びを実現することにもなる。小型軽量化の生み出す利点は大きく、業界最小サイズの実現は大きな魅力だ。

さらに、スマートフォンのカメラにおいても手ブレ補正機能へのニーズは高い。

このカメラモジュールにはオートフォーカス付の光学式手ブレ補正機能が搭載される。そして、サイズに関してはモジュール内部のレンズを制御するレンズチルト方式の採用などによって、従来モデルと比べて約35%の小型化を実現している。また、F2.0の明るいレンズを採用し、暗い場所や室内などでも明るく高画質な撮影が可能となっている。フルHD動画の撮影にも対応する。

RJ63AC300の仕様は下記の通り。
  • 撮像素子:1/3.06型 1310万画素 裏面照射型CMOS
  • モジュールサイズ(フレキ基板を含む):8.5×8.5×5.75(H) mm
  • 光学機能:光学式手振れ補正機能、オートフォーカス機能
  • 出力信号:RAW(MIPI 4レーン出力)
  • レンズF値:F2.0
  • レンズ水平画角:63°

【情報元、参考リンク】
シャープ/プレスリリース

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