STYLISTIC S01 |
もちろん、F-12Dそのままでリリースされる訳ではなく、F-12Dのメニュー画面や操作性などの特徴は維持しつつ、フランスのユーザーにも受け入れられやすいカスタマイズが施される。さらに、Orangeが提供するサービスもプリインストールされる。
欧州においてもシニア層の割合が急速に増大しており、この市場におけるニーズの高まりが予想される。それだけに、日本の携帯電話市場において富士通が培ってきた「見やすさ」「聞きやすさ」「使いやすさ」を実現するヒューマンセントリック技術や、画面を実際に押し込むようなボタンタッチ操作、通話音質の良さなどがフランスでも高く評価される可能性が十分以上にあり、期待される。
今回、STYLISTIC S01の導入にあたり、OrangeのDevice & Mobile Multimedia部門Senior Vice Presidentを務めるYves Maitre氏は「我々のシニア層のユーザーもスマートフォンを通じて、モバイルインターネットサービスを活用したいと考えていることが分かっています。このたび、両社の強みを融合して、欧州のシニア層といった新たなスマートフォン市場へ商品が投入できることをとても楽しみにしています」と述べている。
さらに、富士通の執行役員常務 大谷信雄氏は次のようなコメントを寄せている。
「富士通のスマートフォンビジネスの海外展開にあたり、欧州での確固たるポジションをもつOrangeに、富士通独自のヒューマンセントリックな先端技術を搭載した商品を採用いただき、大変喜ばしく思います。そして、今回の取り組みを今後のさらなる海外展開につなげていくとともに、日本の技術を世界に広めていきたいと考えています」
【情報元、参考リンク】
・富士通/プレスリリース
・富士通/STYLISTIC S01紹介ページ
・NTTドコモ/プレスリリース