左:GL05P、右:GL06P
どちらの機種も最大12時間の連続通信が可能なルーターであり、長時間の運用が可能となっている。その上で特徴は異なるので、以下、詳しく見ていきたい。
まずGL05Pだが、この端末はPocket WiFi LTEシリーズで最軽量となる約108gのボディが最大の魅力だ。サイズも約60×94×13.9mmと小型で、“女性のハンドバッグにも楽々納まるスリムボディ”との謳い文句だ。実際に小型軽量性は女性のみならず男性ユーザーにとっても嬉しい特徴。カラーラインナップはホワイトのみとなっており、女性ユーザーを意識していることが伺える。もちろん、男性ユーザーにとってもシンプルでクリアな印象を与えるGL05Pのデザインは魅力だろう。
端末には2,500mAhの容量を持つバッテリーが搭載され、LTE及び3G、どちらの通信に関しても最大で約12時間の連続通信が可能だ。連続待機時間は約480時間。
Wi-FiはIEEE802.11b/g/n準拠で、Wi-Fi機器の同時接続可能台数は10台。
また、GL05Pには専用のクレードルが標準で同梱される。このクレードルは充電台としての使用のほか、有線LANポートに固定回線を繋ぐことで、固定回線を利用することも可能とする。
次にGL06Pだが、この端末は外観デザインからもGL04Pの後継機種であることが一目瞭然だ。
やはり最大で連続12時間の通信が可能なスタミナ性能を誇る。ただし、GL06PはLTEについては最大12時間だが、3Gは最大11時間となっている。また、連続待機時間は最大約430時間だ。GL05Pと比較するとほんの少しだけスタミナが弱い印象だが、実質的にはほぼ同等といっても差し支えないだろう。ただし、バッテリー容量は3,560mAhと大きい。
一方で、GL06PにはLTEの「UE Category4」に対応しているという魅力もある。
UE Category4は、帯域幅20MHzにおいて下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsの高速通信を可能とする規格。現在のEMOBILE LTEは20MHzではなく10MHz幅を利用しており、また下り最大75Mbps、上り最大25Mbpsなので、過剰スペックかもしれないが、将来的にEMOBILE LTEがグレードアップした時の対応余力を持つ、とみることもできる。ただし、対応するかどうかは未定だ。
ボディサイズは約90×56×19.9mm、重さは約150gで、カラーラインナップはホワイトとシルバーの2色。
Wi-FiはIEEE802.11b/g/n準拠で、Wi-Fi機器の同時接続可能台数は10台だ。GL04Pには搭載されていたmicroSDカードスロットや簡易的なNAS機能などは非搭載となっている。
発売日はGL05Pが未定、GL06Pが2月28日の予定。
【情報元、参考リンク】
イー・アクセス/プレスリリース