左:6セクタ用(都市部などの密集地用)。右:3セクタ用。
具体的にはこのアンテナは700MHz、800MHz、1.5GHz、1.7GHz、2GHzの5つの周波数帯に対応している。
従来のアンテナと同じ大きさに小型化できていることから、設置スペースが限られる基地局でも導入が容易にできる。今回のアンテナの開発によって、ドコモは急増するトラフィックの対策および高速モバイルブロードバンドの普及に活用する700MHz帯によるLTEサービスの導入を促進していく方針だ。Xiは都心部などユーザーの多い場所では混雑を感じられる状況となってきているだけに、700MHz帯でのサービス提供には期待がかかる。
また、5つの周波数帯に対応させるにあたり、独自の干渉抑圧技術を開発し、相互干渉を低減することに成功している。その結果、5つの周波数帯へ問題なく対応させることが可能になったという。
アンテナ内干渉抑圧技術について(クリックして拡大) |
【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース