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| WG-C10 |
従来の一般的メモリカードリーダライタはUSBケーブルを使ってPCなどの端末と有線で接続し、データのやり取りを行うが、WG-C10にはWi-Fiが内蔵されているため、ワイヤレスで可能だ。PCのほか、スマートフォンやタブレットなどのスマートデバイスともWi-Fi経由で手軽に接続でき、データのやり取りができる。
さらに、2,210mAhのリチウムイオン電池を内蔵し、本体のみで最大10時間のWi-Fiでの連続再生も可能となっている。しかも、この電池を使ってスマートフォンなどの外部機器へ電力を供給することもできる。すなわち、WG-C10をモバイル充電器として使い、スマートフォンなどを充電できるということだ。外部給電出力はDC 5V、500mA（最大）なので、大きな入力電流を必要とする機器の充電はできないもののスマートフォンには十分だ。
対応するメモリカードはSD/SDHC/SDXC/microSD/microSDHCカードと「メモリースティック」シリーズの各カードだ。
なお、WG-C10はUSBケーブルを使ってPCなどと直接有線接続することもできる。USBは3.0ではなく2.0での接続になるため、劇的な高速での転送はできないが、一般的なメモリカードリーダライタのような使い方も可能だ。しかも、WG-C10はUSBホスト機能を持つため、USBメモリなどを接続し、そのUSBメモリ内のデータをやり取りすることもできる。
非常に多機能なので、ソニーが「ポータブル ワイヤレスサーバー」と名付けたことも理解できる。実際にその名の通りの製品になっている。
本体サイズは約50×105×18.5mmで、重さは約135gだ。
WG-C10の概要は下に掲載した公式の紹介動画が分かりやすい。
【情報元、参考リンク】
ソニー/プレスリリース
