【取材レポート】ドコモ、フォトコレクションの機能を2月下旬に追加へ。友人への公開機能とオンラインプリント連携機能が利用可能に

GAPSIS編集部 2013年1月23日

NTTドコモ（以下、ドコモ）は22日、同社が提供している写真・動画のクラウド保存サービス「フォトコレクション」に新しい機能を追加すると発表した。写真や動画を家族や友人と手軽に共有できる「友人への公開機能」と、写真をオンラインプリントサービスと手軽に連携できる「オンラインプリント連携機能」だ。これらの機能は2月下旬より追加される予定。

22日に開催されたドコモの新商品発表会で展示されたフォトコレクションのブース

後者の「オンラインプリント連携機能」では、まずは第一弾として富士フイルムが提供する「フジフイルムフォトアレンジおかませサービス」と連携し、フォトコレクションに保存された写真から「バーチャルフォトブック」を作成することができる。このバーチャルフォトブックはスマートフォンやパソコンから閲覧できる上、自分で編集も可能。

さらに、バーチャルフォトブックを、製本されたフォトブックとして実際にスマートフォンから注文・購入することもできる。製本されたフォトブックはプリント写真を単にアルバムに収めたものではなく、写真集や書籍などと同様、各ページに写真が印刷されたものになるため、記念に取っておくものとして、とても魅力的なアイテムだ。

まずはバーチャルフォトブックが自動作成され、それが完了すると通知バー及びポップアップ表示によって知らせてくれる。そのバーチャルフォトブックを一旦閲覧してみて、自分で再編集することができる。初期の状態は自動で組まれているため、例えば不必要な写真が含まれていたり、好みの写真のサイズが小さかったり等、自分好みの状態にはなっていない可能性がある。

あとはこのバーチャルフォトブックを実際に製本されたフォトブックとして注文することができる。もちろん、しなくてもいい。

左：ポップアップ表示。右：バーチャルフォトブックを表示。

このように製本されたフォトブックを注文することもできる。

フォトブックはハードカバー、ソフトカバーなど様々なタイプを注文できる。

一方、「友人への公開機能」は、フォトコレクション内の写真や動画を、手軽に友人に見せることができる機能で、例えばグループで旅行や飲み会などのイベント写真を共有する際などに便利だ。公開相手はフォトコレクションの利用者でなくても構わない点も便利なことの一つ。その場合はアプリではなく、ウェブ上で写真を見ることができる。

また、相手もフォトコレクションのユーザーの場合は、フォトコレクションアプリ内の「友人の写真」カテゴリーから見ることができる。