Androidニュース&アプリ情報メディア

シーマンでも知られる斎藤由多加氏のボイスバーンがアプリ「直留守ドロッパー」をリリース。電話を鳴らさず音声メッセージを送れる

ボイスバーン・ジャパンは17日、Android(アンドロイド)及びiPhone向けの留守番電話アプリ「直留守ドロッパー」をリリースした。アプリはそれぞれGoogle Playストア、App Storeからダウンロードでき、無料で利用することができる。


一般的な留守番電話サービスの場合、一旦相手に電話を掛け、相手が出られないときに自動メッセージが再生され、音声メッセージを吹き込み、残すことになる。相手の携帯電話には留守番電話メッセージが届いていることが通知される、というのが一連の流れだ。

しかし、留守番電話サービスの場合、サービスの利用自体に月額利用料金を払ったり、留守電メッセージを残す際に通話料が発生したり、また、なかなか相手が電話に出てくれないときにそのまま直接留守番電話に繋がってほしいときなど、いくつかの不満や悩みもある。

同社はこうした既存サービスにおける悩みを解消するサービス・アプリとして「直留守ドロッパー」を開発したようだ。「直留守ドロッパー」の場合、インターネット経由で相手に音声メッセージを届けるため、通話料が発生せず、相手の電話を鳴らすこともない。

ただし、基本的には相手もアプリをインストールしておく必要があるため、未インストールの相手に音声メッセージを届ける際は、アプリのダウンロードリンクと共に発信者からの招待メッセージが送られるようになっている。また、相手がスマートフォン・ユーザーでない場合でも、ブラウザ経由で音声メッセージを届けることもできる。

アプリを利用する際はまず最初に登録する必要があり、登録認証は電話番号かメールアドレスで行うことができる。例えば電話番号で認証する場合、手続きを進めると、SMSで4桁認証番号が届くのでそれをアプリ上で入力すれば完了だ。この辺りは無料通話アプリ「Viber」などとほぼ同じ流れだ。

インターネット経由での音声メッセージお届けサービスは非常時の安否確認にも使えるので、入れておくと何かと便利かもしれない。

さらに、「直留守ドロッパー」は今年一年の間で3回のメジャーバージョンアップが予定されている。業務連絡などでの使用に向けたグループ化や、写真に動作ジェスチャなどの線画を描き、声と同期する機能などが導入される予定。

なお、「直留守ドロッパー」をリリースしたボイスバーン・ジャパンは、音声を使った新感覚のゲーム「シーマン」シリーズの開発などで知られる、クリエイターの斎藤由多加氏が代表を務めている。同社はオプトとオープンブック(代表:斎藤由多加氏)が出資して設立された合弁会社で、「声」を使ったコミュニケーションをつかさどる新しいサービスを提供していく、としている。




【情報元、参考リンク】
Google Playストア/直留守ドロッパー
App Store/直留守ドロッパー

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:0 件