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Ustreamが2012年の最大同時接続数ランキングを発表。トップ3は政治関連番組

Ustream Asiaは21日、同社が運営するライブ映像配信サービス「Ustream」において2012年1月1日から12月20日までの間に日本国内から配信され、主に日本で視聴された番組を対象に集計した、最大同時接続数ランキングを発表した。

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その中でトップに立ったのは、9月26日に配信された日経チャンネルの「自由民主党総裁選挙」。同時接続数は8万人を超えている。続く2位には同チャンネルの「『消費増税』採決へ」、3位は「ネット党首討論会」という上位の顔ぶれとなった。

4位以下は、「東海大学『金環日食観測プロジェクト2012』特別番組」、「B’z LIVE in L.A. 2012」、「Nintendo Direct Wii U Preview」、「ソフトバンクモバイル株式会社 記者会見」、「NO NUKES 2012」、「国会事故調 第16回委員会(東京電力福島原子力発電所事故調査)」、「衆議院解散」となっている。

トップ10に政治・社会関係の番組が多く入っていることから、Ustreamがそのようなテーマで使われる機会が増えてきていること、その事が定着してきていること、そしてそれらのテーマに関心を持つ層がUstreamユーザーに多いことなどが見て取れる。

また、多くの人が関心を持った金環日食の観測番組も人気を博した。

金環日食は時間帯が朝の出勤・通学時間帯に重なったこともあり、テレビを視聴できない方がUstreamなどのインターネット動画に集まったことも容易にイメージでき、実際、多くの番組が配信された。今回のランキングでは、金環日食のように複数の番組で同時に配信されたものに関しては、最も同時接続数が多い番組のみを選出している。

そして、9月13日配信の「Nintendo Direct Wii U Preview」が6位に入っていることも注目すべき動きだろう。任天堂は今年、「Nintendo Direct」と題した情報配信番組を継続的にインターネットを介して提供しており、多くの視聴者を確保している。従来であればゲームメディアが担ってきた役割までメーカー自身が行うことで、メディアを含めた情報配信の環境に変化が訪れてきている。来年は他にも企業の発表会やイベント、情報配信番組が増えてくる可能性が高そうだ。

なお、UstreamはPCのほか、Androidスマートフォンやタブレット、iPhone/iPadなど様々な端末で視聴できる。

【情報元、参考リンク】
Ustream/プレスリリース

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