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【EXPANSYS SIMフリー情報局】第3回:台湾No.1のヘッドフォン企業Hoomiaの実態に迫る!<前編>

台湾No.1のヘッドフォン企業は? と聞かれて、あなたはすぐに「Hoomia」の社名が思い浮かぶだろうか。Hoomiaは、今オーディオ業界においてアジアでもっとも注目されている企業の一つと言っても過言ではない。2008年の設立後、わずか4年で台湾No.1のヘッドフォン企業としての地位を確固たるものにした、いわば台湾発の急成長ベンチャー企業である。

オシャレなウェブサイトや、ヘッドフォンとしての機能性の高さ、そして環境に優しい素材を使用しているという社会貢献度の高さなどから、20代~30代の層を中心に人気を集めている。今回は、台湾No.1のヘッドフォン企業であるHoomiaについて、その急成長の要因と魅力についてご紹介したい。

Hoomiaウェブサイト。オシャレでシンプルなデザインが特徴。

●Hoomiaとは?

冒頭に述べた通り、台湾No.1のヘッドフォン企業である。設立は2008年と若い会社であるにもかかわらず、ヘッドフォン業界No.1のシェアを誇り、2012年には既に台湾で50,000台以上のヘッドフォンを販売している(※台湾の人口が2,300万人超であることを考慮すると、相当な販売実績である)。現在、台湾以外では、中国本土・シンガポールへも展開を行っている。

業界No.1というと、大企業を連想する方も多いと思うが、Hoomiaはベンチャー企業である。台湾での社員数は現在わずか22人ほど、海外スタッフをあわせても数十人という少人数の新興ベンチャーだ。この新興ベンチャー、Hoomiaが台湾でNo.1の座を手にした要因の一つは、その組織経営にある。Hoomiaは、わずか数十人の少ない人数でありながら、優秀な人材の獲得に努め、また個々人に活躍の機会を与えている。

エンジニア・デザイナー・マーケッターといったポジションをアウトソースせず、すべて自社内で体制を築いていることも特徴だ。少人数だからこそ、まさに社員を大切にした組織経営を行っているのだ。

以下、Hoomiaの理念を紹介したい。


台湾No.1のヘッドフォン・カンパニー、Hoomia 。Hoomiaの社名の由来は、中国語の"好"にある。Hoomia のチーム編成は、優秀なエンジニア、クリエイティブなデザイナー、イノベイティブなマーケッター、そして彼らの才能を最大限に引き出す経営陣から成り立っており、Hoomiaの製品・サービス・デザインをもって、チーム一体となってHoomiaブランドを作り上げている。Hoomiaの製品は細部にまで拘り、クオリティの高い音質を作り上げることに注力している。そのため、ユーザーはHoomiaのヘッドフォンで快適な生活を送ることができる。


このような会社の理念・組織経営が、Hoomiaの勝因の一つになっていることは言うまでもない。


●Hoomiaのマーケティング戦略

では、Hoomiaが台湾No.1ヘッドフォン企業となった要因は、その組織経営のみに起因するのか。無論、それだけではない。ここでは、Hoomiaの大きな強みであるマーケティング戦略について紹介したい。


(1) ソーシャルメディアの徹底活用

Hoomiaの成功の要因の一つは、そのソーシャルメディアの活用方法にあるといっても過言ではない。それほど、ソーシャルメディアを徹底活用し、20代~30代の若い世代の顧客層から圧倒的な支持を得ているのだ。
Facebookでは、中国語(繁体)でのプロモーションを行い、ユーザーへのコメントも丁寧に返している。海外展開も積極的に行っている同社が、あえて台湾内のユーザー向けに中国語で情報発信を行い、ユーザーの声を徹底的に汲み取ろうとする姿勢が伺える。

HoomiaのFacebookページ。すでに16,000人近いユーザーの"Like"が集まっている。
ほぼ毎日新しい情報を更新しており、ユーザーの注目を集めている。

中国本土のユーザーへは、微博(Weibo)を通じ情報発信を行っている(中国本土では、深センにオフィスを構えている)。女性向けのオシャレなレイアウトでページを開設しており、すでに11,000人を超えるフォロワーを集めている。

微博(Weibo)でも情報更新の頻度は高く、ほぼ毎日、製品の紹介がなされている。
音楽の動画なども頻繁に活用されており、ユーザーに近い距離で情報発信を行おうとする姿勢が伺える。

更には、YouTubeでも多くのプロモーション用動画がアップロードされている。

YouTubeの動画の一部

このような若い世代へ刺さる地道なプロモーション活動により、Hoomiaの支持基盤は次第に確固たるものになったと言えるだろう。


(2) オンラインショッピングサイトの徹底活用

もう一つ、Hoomiaを語る上で欠かせないマーケティング戦略として、オンラインショッピングサイトを徹底的に活用している点が挙げられる。Hoomiaは、商品を実店舗のみで販売するのではなく、オンラインショッピングサイトを巧みに活用し、販売を行っているのだ。いくつか事例を紹介したい。

womany.net 女人迷

台湾の女性向けオンラインショッピングサイト「womany.net 女人迷」。FBアカウントですぐに会員登録できることが特徴。
Hoomiaのページもオシャレなレイアウトになっている。


Pinkoi


こちらも女性向けオンラインショッピングサイト。Facebookアカウントで簡単にログインできるほか、
製品を購入したユーザーのコメントが商品ページに多数反映されている。多くのユーザーがFacebookアカウントでログインしているため、ユーザーのコメントにも一定の信頼性が担保されているのが特徴だ。


nekotreehouse

nekotreehouseというシンガポールのオンラインショッピングサイト。

nekotreehouse も、2009年設立と若い会社だ。シンガポールの現地企業と提携することで、現地にオフィスを構えずとも、海外展開を実現している。


●Hoomiaブランドをより強固なものにするのは、やはり製品のクオリティ

とはいえ、Hoomiaブランドを担保し続けるのは、やはりHoomia製品のクオリティにある。オンラインショッピングのサイト上に投稿されているユーザーのコメントも、「音質が良かった!」「付け心地がいい!」「デザインと色が写真のイメージ通りで最高!」といった賞賛の声が後を絶たないのだ。実際、Hoomiaの製品は、そのデザインのほか、付け心地の良さや、機能性、環境に優しい素材を使用していることをアピールするものが殆どだ。

以下はExpansysでも販売を行っている人気商品の一つだ。

hoomia Bon5 Nature Wood


商品の特徴は以下の通りだ。
  • 環境にやさしい自然素材を使用
  • レコーディング時の音質を完璧に復元したかのような、クオリティの高い音質を実現
  • Golden Pin Design Award受賞(※)
  • MusIC +ヘッドフォン・ワイヤレスマイクロフォン・リモートコントロール搭載。着信を見逃すことなく音楽を楽しむことが可能!
※Golden Pin Design Award:台湾の経済部(Ministry of Economic Affairs)主催の賞


デザインや機能性を重視しながら、環境にやさしい自然素材を使用しているという、まさに現代のニーズにマッチした社会貢献性の高い商品なのだ。

以上、台湾のNo.1ヘッドフォン企業であるHoomiaについて紹介を行ってきたが、いかがだろうか。その理念や地道なプロモーション活動、クオリティの高い製品が、Hoomiaを台湾No.1ヘッドフォン企業へと押し上げたことは言うまでもない。今後、日本での人気も高まることが予想される。

Hoomia商品に興味を持たれた方は、ぜひEXPANSYS JAPANより注文してみてほしい。


★Hoomia商品ページ一覧

hoomia Bon5 Nature Wood

hoomia u1 Headset

hoomia u2 Headset


次回は12月27日公開予定! お楽しみに!


記事執筆者プロフィール
EXPANSYS
ウェブサイト、Twitter:@EXPANSYSJapan
Facebook:EXPANSYS Japan

EXPANSYSは、1998年に創業。SIMフリーのスマートフォン/タブレット、アクセサリを販売するオンラインショッピングサイトを運営する世界的なリーディングカンパニーです。現在では120を越える国々へ商品の発送を行っています。(50か国/地域のサイトで販売を行っており、12のパートナー会社で200を越えるサイト運営をしています。その数は今も尚増え続けています。)本社はイギリスで、EXPANSYS PLCは、ロンドン市場(AIM)に上場しています。コラムは香港よりEXPANSYS Japanの日本人スタッフがお届けしています!

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