ドコモ、KDDI、イー・アクセスが700MHz利用推進協会を設立。周波数移行措置の適切な推進を目的

NTTドコモ（以下、ドコモ）、KDDI（沖縄セルラー含む）、イー・アクセスはモバイルブロードバンドのさらなる高速化とトラフィック急増への対応として700MHz帯の周波数を使用する特定基地局の開設計画を総務省に申請し、6月28日に総務大臣より認定されている。

3社は700MHz帯の周波数を利用したモバイル通信網を早期構築し、サービスを提供していく予定だが、現在この周波数はFPU及び特定ラジオマイクが利用している。

そこで、3社は新たに割り当てられた周波数帯への移行を行うため、適切な移行措置の推進を目的として「一般社団法人700MHz利用推進協会」を設立した。

700MHz利用推進協会の事業内容は下記の通り。

（1）700MHz帯周波数を使用するFPUの新周波数帯への移行措置
（2）700MHz帯周波数を使用する特定ラジオマイクの新周波数帯への移行措置
（3）認定開設者が700MHz帯を使用する特定基地局を運用することにより発生する恐れのある、地上デジタルテレビ放送の受信障害の防止、発生した場合の解消措置

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース