Androidニュース&アプリ情報メディア

KDDI、マスプロ電工と協力し、緊急速報メールとエリアワンセグを連携させる実証実験を実施へ

KDDIは15日、総務省が16日に宮城県石巻市で実施する「耐災害性の強い放送系技術を用いた防災システムの研究開発」の実証実験に協力すると発表した。この中で同社はマスプロ電工と協力し、緊急速報メールとエリア放送(エリアワンセグ)の連携に関する実験を行う。

受信までの流れ

緊急速報メールとエリアワンセグの連携がどのような形で行われるのか?

今回の実験では石巻市に設置された防災システムから緊急速報メールが配信され、携帯電話端末でそれを受信する。受信したメール画面にはワンセグ視聴のためのリンクが表示され、それをクリックすることでエリア放送画面にすぐに遷移できる。エリア放送画面からは、より多くの災害情報を確認することができる。

実際の利用イメージは下図の通りだ。

携帯電話での受信イメージ

緊急速報メールのみでは伝達できる情報に限りがあるものの、エリア放送と連携することで、より多くの情報を通信と放送の両面から重層的に提供することが可能になる。

【情報元、参考リンク】
KDDI/プレスリリース

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:0 件