ENERUS。左からエメラルド、レッド、ホワイト、ブラック。 |
ENERUSは約2.4インチ、240×320ドットの液晶ディスプレイを持つPHS端末で、メールは利用できるもののウェブブラウザ、カメラは非搭載なので、基本的には音声通話に絞られた端末といえる。
しかし、特徴的な機能として、端末をモバイルバッテリーとして利用できる機能がある。ENERUSには1,700mAhのバッテリーが搭載されており、電力の外部出力が可能だ。スマートフォンなどのUSB充電が可能な機器をENERUSから充電することができる。ENERUS側のUSB端子はmicroUSBではなくフルサイズのUSB端子であり、例えばAndroidスマートフォンの場合はUSB-microUSBケーブルを使えばいい。
ただし、出力は高くなく5V/0.5Aだ。
また、Bluetoothに対応し、ENERUSでスマートフォンの着信を受けることができる。スマートフォンの子機としてENERUSを利用できるので、もともとENERUSを音声通話専用機と考え、スマートフォンをデータ通信専用機のように考えれば、便利な端末になる。スマートフォンの子機としても非常用のバッテリーとしても使えるからだ。
1,700mAhのバッテリー容量で気になるENERUSの連続待受時間だが、約1,100時間となっている。連続通話時間は約14時間で、内蔵バッテリーをフル充電するのにかかる時間は約2.5時間だ。
本体サイズは約50×124×13.6mmで、重さは約111g。
【情報元、参考リンク】
ウィルコム/プレスリリース