Androidニュース&アプリ情報メディア

ドコモ、「Xi」で下り最大100Mbpsのサービスを提供開始。2012年冬モデルのスマートフォン・タブレット全10機種とルーターで対応

NTTドコモ(以下、ドコモ)は16日、同日より全国10都市の一部において、LTE規格の高速通信サービス「Xi(クロッシィ)」における下り最大速度を100Mbpsに引き上げたと発表した。さらに、下り最大100Mbpsに対応したエリアでは、今年度内(2013年3月末まで)に新たに発売する予定の下り最大112.5Mbpsに対応した機種を利用した場合、下り最大112.5Mbpsでの通信サービスが利用できるようになる。

16日の時点で下り最大100Mbpsに対応しているエリアは下記の通り。
  • 新潟県:新潟市
  • 石川県:金沢市
  • 愛媛県:松山市、松前町
  • 香川県:高松市、綾川町
  • 高知県:高知市
  • 徳島県:徳島市、藍住町
  • 沖縄県:那覇市
※上記都市の一部エリアで対応している。

なお、下り最大100Mbpsの利用にあたっては追加費用などは必要なく、対応している端末であれば、その速度による恩恵を享受できる。例えば16日から発売になった「GALAXY Note II SC-02E」(サムスン電子製)、「Xperia AX SO-01E」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)をはじめとする、2012年冬モデルのスマートフォン・タブレット全10機種とモバイルWi-Fiルーターで利用可能だ。

今後もドコモは下り最大100Mbps及び112.5Mbpsの提供エリアを拡大する方針で、2013年春には札幌、仙台、広島を含む全国50都市以上に、2014年春には東名阪を含む全国主要都市へ拡大していく予定。東名阪の主要都市への展開はまだ先になってしまうが、下り上限が引き上げられることでXiの利用時の実効速度が上がることが期待される。

Xiの基地局は2012年度末(2013年3月末)に23,000局、人口カバー率が75%になる見込み。

さらに、現在下り最大37.5Mbpsでサービスを提供しているXi対応基地局を、最大75Mbpsに高速化する取り組みも2012年度末までに4,000局に増やす予定だ。

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:0 件