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ドコモ、ARROWS X LTE F-05DへAndroid 4.0アップデートを提供開始。多数の機能追加や改善も

ARROWS X LTE
NTTドコモ(以下、ドコモ)は7日、Android(アンドロイド)スマートフォン「ARROWS X LTE F-05D」(富士通製)へ最新のソフトウェア更新を提供開始した。今回のソフトウェア更新にはOSのバージョンをAndroid 2.3から4.0へ上げる内容が含まれ、大型のアップデートになる。しかも、複数の機能向上や操作性向上、アプリ追加などもある。

ソフトウェア更新の導入は端末単体もしくはパソコンを利用して行うことができ、所要時間は約55分程度となっている。

ただし、端末単体の場合はWi-Fi(無線LAN)環境が必須となるので注意したい。Wi-Fiは「docomo Wi-Fi」などの公衆無線LANサービスでも構わないため、家に無線LAN環境がない場合にはそれらの利用も検討したい。パソコンを使う場合は必要なファイルを一旦microSDカードへコピーして行うことになる。

気になるソフトウェア更新の内容は以下の通りだ。やはりOSがAndroid 4.0にバージョンアップされる点が目玉となるが、それ以外にも「NX!エコ」や「Wi-Fi Direct」の追加など、様々な機能追加や改善がある。

≪Android 4.0に対応≫
・顔認証で画面ロックが解除できる「フェイスアンロック」機能に対応。
・端末に表示中の画面を撮影できる「スクリーンキャプチャ」を追加。

≪機能の向上≫
・省電力機能「NX!エコ」が追加され、時間帯ごとに設定を自動切換えすることができる。
・ステータス通知パネルの内容や並び順をアイコンの長押しで簡単に変更できる。
・「カメラ」アプリについて、静止画撮影、動画撮影に加え、新たにパノラマ撮影に対応。
・「Wi-Fi Direct」機能に対応。
・「ギャラリー」アプリについて、撮影した写真や動画、ダウンロードしたデータなどが、アルバム、ロケーション、時間、タグの情報別に参照できる機能を追加。
・MTP/PTPモードに対応。
・不要なプリインアプリが無効化できるようになりました。

≪操作性の向上≫
・ショートカットやアプリをロングタッチ後、ドラッグ&ドロップ操作で簡単にフォルダが作成できる。
・最近使ったアプリ画面で一覧から削除したいアプリを左右にフリックすることで簡単に削除できる。
・ロック画面からワンタッチ操作でカメラの起動ができるようになった。

≪アプリケーションの追加≫
・「iコンシェル」、「SDカードバックアップ」アプリを追加。

≪改善される事象≫
・spモードメールアプリを利用中、まれにデコメ絵文字が動かない場合がある。

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/ARROWS X LTE F-05Dの製品アップデート情報

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