スマテレの端末には、Wi-Fi(無線LAN)も内蔵されており、操作はスマートフォンで行う。
スマートフォンにインストールした専用のリモコンアプリを使って、メニュー操作をすることができ、スマテレとスマートフォン間の通信は家庭内に設置したWi-Fiルーターを介して、Wi-Fi経由で行われる。スマテレとスマートフォンを直接Wi-Fiで繋ぐわけではなく、間にWi-Fiルーターが入るため、家庭内にWi-Fi環境を構築しておく必要がある。
しかし、Wi-Fi環境が築かれている家であれば、とてもスマートにテレビに動画配信サービスを追加することが可能になる。
また、動画コンテンツは携帯電話回線経由ではなく、ユーザー自身が加入している固定ブロードバンド回線経由でストリーミング再生することになる。データの流れとしては、固定ブロードバンド→Wi-Fiルーター→スマテレとなり、操作自体はスマートフォンのリモコンで行う形だ。
スマテレの端末はHDMI端子に接続すると説明したが、電源はUSB端子から取る。そのため、USB端子が搭載されたテレビ/ディスプレイであれば、特にACアダプタなどが必要になることはない。もちろん、USB端子が装備されていない場合は、USB/ACアダプタを利用する。
スマテレの利用イメージ図 |
スマテレでは、映像配信サービス「TSUTAYA TV」、多チャンネルサービス「BBTV NEXT」、無料映像配信サービス「GyaO!」、そしてソフトバンクモバイルがエイベックス・グループと協力して12月にサービスイン予定の「UULA」(紹介記事はこちら)も利用できるようになる。
利用するには月額490円の料金が発生するが、スマテレの端末代が別途要求されるわけではない。ただし、注意したいのは申し込みから2年以内にスマテレを解約すると、携帯電話端末のように契約解除料が発生するので気を付けたい。解除料は4,750円だ。
リモコンアプリが利用できる端末はAndroidスマートフォンのほか、iPhone/iPadで、申し込みはソフトバンクモバイルの携帯電話取扱店及び専用のウェブサイトから、となる。専用のウェブサイトは12月に開設予定だ。
サービス自体は12月上旬以降に提供開始となる予定。
スマテレの端末。とても小さく、端子も映像出力用のHDMIと給電用のmicroUSBのみ。
【情報元、参考リンク】
・ソフトバンクモバイル/スマテレ紹介サイト
・ソフトバンクモバイル/スマテレに関するプレスリリース