こちらからカンファレンス一覧のPDFを事前にダウンロード/印刷しておくと便利だ |
ABCでは、数えきれないほどのカンファレンス・セッションと、バザール出展が行われるので、関心のあるセッション、ブースを全て回ろうとすると、事前のタイムテーブル確認や出展内容の確認が必須だ。
筆者も過去のABCに数回取材参加及びセッション登壇にて参加しているが、事前の情報チェックをしていてもバタバタとした一日になっているので、今回のイベントに参加される方は行きの電車内などでも、情報をチェックしておきたい。
ここではカンファレンスのタイムテーブル及び注目のセッションを紹介したい。
まず、カンファレンスは午前10時にスタートする。会場はICT ERAトラックが萩ホール、ABCトラックがA会場からK会場で行われる。計12会場で100を超えるセッションが用意されている。
ICT ERAトラックでは、情報通信技術を活かした震災復興をテーマとしたセッションが計8つ用意されている。全て萩ホールで実施されるので、場所は迷いにくいはずだ。10時に実行委員長 佐々木陽氏からの挨拶、10時10分から「大規模災害における身元確認とICT」と題した基調講演が東北大学 情報科学研究科 教授/副学長の 青木孝文氏によって行われる。
続いて10時40分からはKDDI 代表取締役会長の小野寺正氏、11時10分からはインテルの取締役副社長 宗像義恵氏、11時40分からは日本マイクロソフトの代表執行役 社長 樋口 泰行氏によるセッションが控える。
さらに午後は13時から日本Androidの会 理事長を務める 丸山不二夫氏による基調講演、13時半からは灘高のSatoru Tehu Cho氏、矢倉大夢氏、natural science理事の大草芳江氏によるセッションがある。14時以降も総務省大臣官房審議官の谷脇康彦氏、NTTドコモの松本彰氏、クアルコムジャパンの山田純氏、Hack For Japanの高橋憲一氏、アマゾン データ サービス ジャパンの小島英輝氏、アットマークベンチャーの大津山訓男氏らがそれぞれのテーマで登壇する。
ICT ERAトラックの各セッションは、今回のイベントにおける目玉でもあり、蒼々たる顔ぶれが集っている。
最も幅広い層へ向けたセッションがICT ERAトラックに集まっており、他のトラックはテーマをより絞ったものとなる。Android関係者・開発者の方にとっては、こちらがメインになる方も多いと思う。
トラック及びその開催会場は下記の通り。
- ICT ERA:萩ホール
- LT(ライトニングトーク):A会場(B棟B200)
- テクノロジー:B会場(B棟B201)
- Web/デザイン:C会場(C棟C200)
- 開発:D会場:(B棟B202)
- ビジネス:E会場(B棟B203)
- メーカー/キャリア:F会場(B棟B204)
- 高校生/アカデミック:G会場(B棟B101)
- 大学生/アカデミック:K会場(C棟C203)
- 復興震災:H会場(B棟B102)
- イノベーション:I会場(B棟B103)
- コミュニティ:J会場(B棟B104)
各トラックとも、魅力的なセッションが揃うので、関心のあるトラックのリンクをクリックし、確認してみてほしい。
なお、ICT ERAトラックのほかにも震災復興トラックが用意されており、H会場にて震災復興をテーマとしたセッションがいくつか開催される。こちらも注目だ。
事前にカンファレンス一覧のPDFファイルをダウンロード、印刷しておくと便利だ。
【情報元、参考リンク】
・ICT ERA + ABC 2012 東北/カンファレンスについて
・カンファレンス一覧のPDFファイル