HONEY BEE 201K |
ボディーカラーはホワイトピンク、ピンク、オレンジ、グリーン、グロッシーパープルの5色展開。前機種のようなフロントのキー部分と側面部分のツートンではなく、側面部分のみにアクセントを加えるようなシンプルなカラーとなった。また、ラメ加工された表面も抑えめの落ち着いたイメージに変わっている。グロッシーパープルは濃いめのパープルとなっており、ホワイトピンク同様幅広い層に訴求できるカラーバリエーションとなっている。
201Kのボディーカラーは5色 |
フロント部のキーはAndroid4.1(開発コード「Jelly Bean」)搭載に合わせて左から「電話」、「戻る」、「ホーム」、「メニュー」、「メール」となった。殆どの機種でもそうだが、このキーの変更は前機種からの機種変更する際にちょっと混乱する部分でもあり、最初にマイナス評価が付きそうな部分でもある。フロントのキーのサイズは前機種より一回り小さくなり、少し大人っぽい印象に変わった。
201Kと前機種である101Kのボタンの配置・サイズの違い |
本体左側面には、電源キーとボリュームキーの間に新たに「ユーティリティキー」が追加された。ユーティリティキーは、通常押しと長押しで起動するアプリを分けることもできる。前機種にはカメラキーがあったが、ユーティリティーキーにそれを割り当てることも可能だという。
左側面には「●」マークのユーティリティーキーが追加された(写真=左)。
本体上部には防水キャップの付いたイヤフォンジャックがある(写真=右)。
右側面には特徴の一つ「ちょい足しリング」、ワンセグアンテナ、USBコネクタがある
端末の右上には、「ちょい足しリング」と呼ばれる径の大きなストラップ取り付け用のリングが設けられた。このちょい足しリングはストラップアクセサリーをちょい足しして楽しむことがそのコンセプトだが、リングの内側には着信などを知らせるLEDが設けられている点も実はポイントだ。
一般的に着信LEDはスマートフォンの場合はフロント面に用意されていることが多いが、201Kは本体側面に位置する場所にLEDが用意されている。一見視認性が悪く不便なのではないかと思ったのだが、スマートフォンは背面を上にして置くケースもあり、フロントにLEDがあっても気付かない。
そこでちょい足しリングの内面にLEDを搭載することで、リング内反射も若干あり背面側でもLEDの点灯が分かる仕組みとなっている。
ちょい足しリングにアクセサリーをちょい足し |
ちょい足しリングの内側にはカラー設定可能なLEDが搭載されている |
本体サイズは、約幅57×高さ121×厚さ12.9mmとなっている。最近の端末としては厚みがあるものの本体の幅が57mmと細身のため持ちづらいと言うことはなく、背面は角を削ぎ落とした丸い形状をしてあり、その厚みの分しっかりと握れると感じた。ディスプレイは3.7インチのWVGA(800×480ドット)と解像度的には今のトレンドより少し外れるが、ディスプレイ描画にマシンパワーを要せずサクサク動作することがメリットでもある。
残念ながら会場内の展示機は開発中のものであり、内蔵コンテンツや一部ハードが試せない状態であった。ホーム画面を含むデザインは一般層にも受け入れられるようなシンプルなものとなるようだ。
音声でアプリを起動できる「すぐごえ」機能や、様々な自分撮りや友達との撮影が楽しくなるエフェクト機能を搭載したカメラアプリも用意される。
201Kオススメポイント |
ダイヤル画面などはHONET BEEらしいカラーとなるようだ |
搭載されているCPUはデュアルコアのQualcomm MSM8960 1.5GHzとなっており、軽快な動作が期待できる。また、下り最大76Mbpsの「SoftBank 4G」とプラチナバンドに対応する。その他、おサイフケータイ・ワンセグ・赤外線、IPX5/IPX7相当の防水性能をもつ。カメラ機能はアウト側約810万画素、イン側約200万画素となっている。さらにイン側にもLEDを搭載し自分撮りが綺麗に撮れるようになっている。
前機種もそうだが、ティーンをターゲットにしつつもハイスペックなハードを搭載したなかなか面白い端末だ。ちなみにバッテリー容量は前機種は1,240mAhだったが、201Kは2,000mAhと大容量化している。
発売は2013年下旬以降を予定しており、ソフトバンクモバイルでは最初のAndroid4.1(Jelly Bean)搭載機となる。
(記事:mi2_303)
【情報元、参考リンク】
・ソフトバンクモバイル/HONEY BEE 201K製品紹介ページ
・GAPSIS/ソフトバンク、ポップな「HONEY BEE」第2弾スマートフォン201Kを発表。Android 4.1搭載の全部入りスマホ