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Google日本語入力のAndroid版に新しい配列の「Godanキーボード」が登場。快適なローマ字入力が可能

Godan キーボード
Googleは4日、Android(アンドロイド)向け「Google 日本語入力」に、新しいキーボード「Godan キーボード」を導入したと発表した。「Google 日本語入力」アプリをアップデートすれば利用可能になる。

これまではQWERTY配列とケータイ配列を利用できた「Google 日本語入力」のキーボードだが、もう一つの選択肢が増えたことになる。

「Godan キーボード」はローマ字入力を快適に行うことを目的にデザインされた、まさに5段で構成されるキーボードだ。

中央3列の左側に母音にあたる「A、I、U、E、O」を配置し、中央及び右側には「か行、さ行、た行、な行」「は行、ま行、や行、ら行、わ行」を入力するための子音キーを配置する。この母音キーと子音キーを組み合わせて使うことで日本語を入力できる。

左手の指を母音の列、右手の指を中央・右列に配置することで、かなりスピーディに入力することが可能になる上、フリック入力を覚える際に起きがちな「どちらにフリックすれば『こ』になるんだっけ?」というようなフリック方向での迷いも発生しない。

また、今回のアップデートでは、よみがなの濁点/半濁点を省略したり小文字にしていなくとも変換候補を表示したり、同じ文字列から始まる変換候補の表示を抑制して、より多様な変換候補を表示するなどの機能も追加されている。

QWERTYもフリック入力もケータイ入力も、どれも馴染まない、という方への新しい入力方式の提案として、有力な候補の一つとなりそうだ。



【情報元、参考リンク】
Google Playストア/Google 日本語入力
Google Japan Blog/Android 版 Google 日本語入力から新しい入力方法のご提案

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