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ソフトバンク、ARROWS A 201Fを発表。クアッドコアCPU、大容量バッテリー搭載の全部入りハイスペック端末

ARROWS A 201F
(オーシャンブルー)
ソフトバンクモバイル(以下、ソフトバンク)は9日、都内で新商品発表会を開催し、今冬・来春向けの最新機種を発表した。そして、来春向けの製品の一つが富士通製Android(アンドロイド)スマートフォン「ARROWS A(エース) 201F」だ。2013年2月上旬以降に発売予定。

ARROWS Aは、やはり来春向けモデルであるシャープ製「AQUOS PHONE Xx 203SH」と同様に、大画面のHD液晶、米Qualcomm製APQ8064(クアッドコア1.5GHz)プロセッサ、大容量バッテリー、Android 4.1(開発コード「Jelly Bean」)を搭載するハイスペックモデル。

ある程度の特徴は似ており、ARROWS Aも“全部入り”スマートフォンだ。

ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信、NFCに対応し、防水・防塵性能も備える。前述した主要スペックの中では、ディスプレイサイズとバッテリー容量がAQUOS PHONE Xxとはやや異なり、ARROWS Aは約4.7インチ、1,280×720の液晶を搭載し、バッテリー容量は2,420mAhだ。

バッテリー容量を大きくすることと、省電力機能アプリ「NX!エコ」を使うことで、駆動時間を伸ばすことにある程度成功しているはずだ。

ディスプレイ及び映像表現能力については、ノイズ除去技術、輪郭補正、超解像技術などの機能を持つ超画質映像処理エンジンを積むことで質を上げている。また、液晶自体は「Super Clear Panel」を採用し、従来のパネルと比べてコントラストと輝度が向上し、屋外でも見やすくなったという。

ARROWS Aは来春発売モデルということもあり、今回の発表会ではモックのみの展示となり、実際のディスプレイの能力や動作性能、機能などは確認できていない。

また、従来の富士通製端末と同様、「ヒューマンセントリックエンジン」を搭載する。タッチ位置を自動で補正する「おまかせタッチ」、うっかりと画面の端などに触れた際の誤操作を防止する「うっかりタッチサポート」、周囲の光を感知してディスプレイの色味を調整する「インテリカラー」、通話中の周囲の騒音を感知して相手の音を調整し、聞き取りやすくする「スーパーはっきりボイス」などを利用できる。

メインカメラは有効画素数約1310万画素で、暗い場所でも明るくクリアな画像を残せる裏面照射型のCMOSセンサー「Exmor R for mobile」(ソニー製)を採用する。映像処理エンジンは「Milbeaut Mobile」で、低ノイズかつ高感度でのフルHD動画撮影などが可能だ。

さらに、主要スペックで特筆すべき点がもう一つあり、2GBの内蔵メモリを搭載する。この点もARROWS Aの魅力だろう。ストレージ容量は32GBだ。

ネットワークは高速通信サービス「SoftBank 4G」に対応し、下り最大76Mbpsでの通信が可能だ。

本体サイズは約65×129×10.9mmで、重さは約145g。カラーラインナップはオーシャンブルー、スパークリングピンク、ブラック、ホワイトの4色での展開となっている。

なお、Wi-Fi(無線LAN)ではIEEE802.11a/b/g/n(2.4GHz、5GHz)に対応する。5GHzをサポートする点も大きい。

後ほど発表会での展示内容を紹介する記事を公開する予定だ。

【情報元、参考リンク】
ソフトバンクモバイル/ARROWS A 201Fプレスリリース

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:1 件
  1. 今回も地雷端末な予感・・・
    夏モデルも発熱やらバグやらと結構酷かったようだし。

    富士通端末だけは絶対に買わない方がいいかもね。

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