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パナソニック、エアコン「Xシリーズ」のスマートフォン連携機能から遠隔操作での運転オン機能等の一部機能を削除へ

パナソニックは12日、ルームエアコン「Xシリーズ」の魅力の一つであるスマートフォンとの連携機能であるスマートアプリ機能から一部機能を削除すると発表した。削除される機能は、「運転オン」に至る可能性のある「どこでもリモコン」機能、「myエアコン設定」機能。

ルームエアコン「Xシリーズ」CS-X403C2-W(クリスタルホワイト)

同社は、監督官庁と協議した結果、電波を利用して外出先等からの遠隔操作によって運転オンにする機能は、電気用品安全法 技術基準への適合に課題があると判断し、今回の仕様変更を決定した。

経済産業省は安全確保のため、エアコンは遠隔地からの操作が認められていない、と指摘している。

本来「どこでもリモコン」機能では、遠隔操作で運転のオン/オフが可能とされていたが、この機能はメニュー自体が削除される。また、「myエアコン設定」機能ではカレンダー予約が可能だったが、これも削除される。

仕様変更表 (※温度設定・風量設定・風向設定を含む)

「Xシリーズ」は8月21日に発表された新製品で、10月19日以降に順次発売される予定。

この製品ではスマートフォンとの連携機能が利用でき、外出先からの帰宅前に遠隔操作でエアコンの運転をオンにしたり、外出時にエアコンの切り忘れを確認できるなどの機能が魅力とされていた。

さらに、過去の電気代をスマートフォンで確認することもできる。

【情報元、参考リンク】
パナソニック/プレスリリース
GAPSIS/エアコンもスマートフォンで外出先から操作可能へ。パナソニックがルームエアコン「Xシリーズ」を10月19日以降に発売

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