NW-F800シリーズ |
今回の新製品は、「NW-F800」シリーズが「NW-F805」(ストレージ容量16GB)、「NW-F806」(32GB)、「NW-F807」(64GB)と、「NW-F800K」シリーズが「NW-F805K」(16GB)、「NW-F806K」(32GB)、「NW-F800BT」シリーズが、「NW-F805BT」(16GB)となっている。それぞれビビッドピンク、ブルー、ホワイト、ライトピンク、ブラックと5色のカラーラインナップが用意されるため、選択肢は豊富だ。
左:NW-F800Kシリーズ、右:NW-F800BTシリーズ
発売日は10月20日の予定で、予約は全国の販売店で10月4日より受付開始となる見込み。アクセサリーも含めた市場想定価格は下記の通り。
- NW-F807(64GB)・・・35,000円前後
- NW-F806(32GB)・・・25,000円前後
- NW-F805(16GB)・・・20,000円前後
- NW-F806K(32GB)・・・28,000円前後
- NW-F805K(16GB)・・・23,000円前後
- NW-F805BT(16GB)・・・26,000円前後
- ソフトケース CKS-NWF800・・・3,000円前後
- シリコンケース CKM-NWF800・・・2,300円前後
- クリアケース CKH-NWF800・・・2,500円前後
- 保護シート PRF-NWH35・・・1,300円前後
- プライバシーフィルター PRF-NWP35・・・1,800円前後
- ウォークマン専用スタンド STD-NWU10・・・2,000円前後
- マイクロUSBプラグ変換アダプター WMP-NWM10・・・1,000円前後
ウォークマンFシリーズでは、高音質サウンドを楽しめるよう、音質劣化を極小にし、クリアな音を実現するフルデジタルアンプ“S-Master MX”を搭載する。これにより、音の歪み、音質劣化、変換時に生じるノイズを抑制する。さらに、周囲の騒音を約98.0%カットする「デジタルノイズキャンセリング機能」も搭載する。これにより、電車やバスなどの騒音の大きな場所でも、集中して音楽を楽しめる。ノイズキャンセリングは「電車・バス」「航空機」「室内」の3モードから選択可能だ。
また、ソニーがスピーカーの開発を通して培ってきた高音質化技術「クリアフェーズ」をスピーカーのみならず、付属のヘッドフォンにも展開し、個々の楽器やボーカル音が際立ち、臨場感溢れるサウンドを楽しむことができる。
さらに、注目すべき対応ポイントとして、可逆圧縮高音質フォーマットであるFLACのサポートがある。サンプリング周波数44.1kHz、16bitに対応する。
Androidを採用することで、Android端末としての機能も気になるところだが、米Googleが運営するコンテンツストア「Google Playストア」に対応するので、アプリはユーザーが自由に追加することが可能だ。また、OSのバージョンはAndroid 4.0(開発コード「Ice Cream Sandwich」)だ。
プロセッサは全機種共通で、NVIDIA Tegra 2 デュアルコア1GHz、内蔵メモリも512MBで共通、ディスプレイも3.5インチ、解像度800×480で同じだ。Bluetoothはver3.0をサポートし、GPS、加速度センサー、マイク、FMラジオなども搭載する。
ネットワークは3Gには非対応で、Wi-Fi(無線LAN)のみ。Wi-FiはIEEE802.11b/g/n準拠だ。
本体サイズは約56.8×114.5×8.9mmで、重さは約100g。サイズも重さも一般的なスマートフォンクラスだ。
なお、F800Kシリーズにはウォークマンを充電しながら再生可能な専用スピーカーが付属する。一方、F800BTシリーズにはBluetoothヘッドホンが付属する。
“ウォークマン”Fシリーズ・ソニーストア限定モデル『NW-F807/S』(64GB) |
そして、ソニーストアでは限定モデル「NW-F807/S」(64GB)も販売される。ガンメタリックシルバー色の本体で、表面には特別なテクスチャーが施されている。限定モデルの販売価格は38,000円だ。
【情報元、参考リンク】
ソニー/プレスリリース