イー・アクセス、5日に発生した通信障害について報告。原因は人的操作ミスとソフト不具合による基地局無線機の異常発生。影響人数は約27万人

イー・アクセスは6日、前日5日18時51分から23時34分の間に発生したイー・モバイルの音声及びデータサービスにおける通信障害についての報告を行った。

今回の障害の原因は、保守作業時の人的操作ミスとソフトウェアの不具合が重なったことにより、基地局無線機の状態に異常が発生したことにある。その結果、通信が不安定となり、WCDMAの音声及びデータサービスが利用しづらい、もしくは圏外となる事象が発生した。

ただし、同社が提供・運営するLTEサービス「EMOBILE LTE」については障害は発生していない。

影響が及んだエリアは12都府県の一部エリアで、具体的には東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、茨城県、大阪府、岐阜県、愛知県、滋賀県、京都府、兵庫県、和歌山県の一部で、影響人数は約27万人に及ぶ。

イー・アクセスは再発防止策として、下記3点に取り組む方針を示している。

・保守作業方法の事前チェック体制の強化
・作業プロセス上のチェック工程の改善
・ソフトウェア不具合の改修

【情報元、参考リンク】
イー・アクセス/プレスリリース