ソニーモバイルコミュニケーションズは16日、同社製Android(アンドロイド)スマートフォン「Xperia P」が、環境に配慮したスマートフォンとして、「EISAアワード」の「European Green Smart Phone 2012-2013」を受賞したと発表した。
Xperia Pは「Xpeira S」「Xperia U」とデザイン的な特徴を同じくする中型サイズのスマートフォンで、ディスプレイサイズは約4インチ、解像度は540×960となっている。日本ではこの3機種のうち、Xperia Sが「Xperia NX」として仕様変更され、販売されている。
Xperia NXと非常に似たデザインを持ち、端末下部にはクリアパーツ「Floating Prism」も採用する。
また、Xperia PはXperiaシリーズでは初となる「WhiteMagic(ホワイトマジック)」技術を採用した液晶モジュールを搭載する端末でもある。明るさを向上するとともに消費電力を抑えたことが魅力だ。従来のスマートフォンと比べ、バックライトの消費電力を最大50%削減できる。
前述したように日本では発売されていないが、世界各国の市場では販売されている。
ソニーモバイルコミュニケーションズでは、スマートフォンとしてのデザイン、そして機能を追求しつつも、綜合的な環境負荷を低減することを目指し、製品の設計段階や生産プロセスから有害化学物質の使用を撤廃するグリーン・イノベーション技術を取り入れている。
この取り組みの結果、2011年には「Xperia mini」が「European Green Smart Phone 2011-2012」を受賞した。
今回は同じ賞をXperia Pが受けることになった。
「EISAアワード」は欧州20か国のフォト・ビデオ・オーディオなどの専門誌50誌が加盟する「EISA」(European Imaging and Sound Association)が、過去1年間に欧州各国で発売された製品について、その年を代表するものを選び、優秀な製品に賞を与える。Audio & Home Theater、In-Car Electronics、Photo、Video、Mobile Devices、Greenなど、いくつかのカテゴリーに分けられ、Xperia Pは環境に配慮したスマートフォンとして評価を受けた。
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