長文の予測変換機能について |
バージョン5.0における最大の変化はかな漢字変換のエンジンが「OpenWnn」からバイドゥが独自開発している「Baidu IME かな漢字変換エンジン」(以下、Baidu IME)に変更されたことだ。Baidu IMEは、バイドゥが提供しているWindows向けの日本語変換システムにも搭載されているもので、無償のエンジン。
このエンジンを採用することで、従来のSimejiでは不可能だった長文の予測変換が可能になった。
例えば「だきゅうがらいとすたんどをちょくげき」という文章を一気に入力した場合、旧バージョンでは予測変換候補が現れない。しかし、新バージョンでは「打球がライトスタンドを直撃」という候補が出てくる。この例に限らず、ある程度長い語句、文章を入力する際でも、入力途中の段階から候補が表示されてくるので、入力の手間を省くことが可能になる。
また、最新バージョンでは全国の駅名を9000以上搭載している。
これにより、難しい駅名でも一発で変換できるようになった。さらに、これまで同様クラウド入力機能も搭載されているので、話題の言葉などについても楽に変換が可能だ。
ほかにも顔文字辞書を3000個追加するなどのバージョンアップ内容がある。
【情報元、参考リンク】
・Google Playストア/Simeji
・Simejiバージョン5.0について