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日本語入力アプリのSimejiがバージョン5.0へ。かな漢字変換エンジンがOpenWnnからBaidu IMEに変更され、長文予測変換が可能に

バイドゥ(Baidu)は21日、日本語入力アプリ「Simeji(シメジ)」の最新バージョン5.0をリリースした。Simeji 5.0はメジャーアップデートとして大きな変更点、新機能の追加がなされている。最新バージョンも価格は無料で、Google Playストアからダウンロードできる。

長文の予測変換機能について

バージョン5.0における最大の変化はかな漢字変換のエンジンが「OpenWnn」からバイドゥが独自開発している「Baidu IME かな漢字変換エンジン」(以下、Baidu IME)に変更されたことだ。Baidu IMEは、バイドゥが提供しているWindows向けの日本語変換システムにも搭載されているもので、無償のエンジン。

このエンジンを採用することで、従来のSimejiでは不可能だった長文の予測変換が可能になった。

例えば「だきゅうがらいとすたんどをちょくげき」という文章を一気に入力した場合、旧バージョンでは予測変換候補が現れない。しかし、新バージョンでは「打球がライトスタンドを直撃」という候補が出てくる。この例に限らず、ある程度長い語句、文章を入力する際でも、入力途中の段階から候補が表示されてくるので、入力の手間を省くことが可能になる。

また、最新バージョンでは全国の駅名を9000以上搭載している。

これにより、難しい駅名でも一発で変換できるようになった。さらに、これまで同様クラウド入力機能も搭載されているので、話題の言葉などについても楽に変換が可能だ。

ほかにも顔文字辞書を3000個追加するなどのバージョンアップ内容がある。

【情報元、参考リンク】
Google Playストア/Simeji
Simejiバージョン5.0について

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