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パナソニック、車載機とスマートフォンの連携サービス「MirrorLink」を国内導入。まずはELUGA V P-06Dが対応。スマホの画面を車載機に表示し、操作可能

パナソニック オートモーティブシステムズ社(以下、オートモーティブシステムズ社)は24日、車載機とスマートフォンとの連携サービス「MirrorLink」を同日より日本市場へ導入すると発表した。

MirrorLinkは「Car Connectivity Consortium」が策定する、車載機とスマートフォンとの機器連携に関する規格で、業界標準として推進されている。MirrorLinkでは、車載機側からスマートフォンのアプリを遠隔操作し、車載機への映像の複製表示も実現する。

「MirrorLink」対応ディスプレイ・オーディオ「スマホナビ対応ディスプレイ」と
スマートフォン「ELUGA V」接続時(※画面はハメコミ合成のイメージ)

スマートフォンは携帯端末という特性上、画面サイズがどうしても限られることから、クルマの中での利用にはよりサイズの大きな車載機での操作に利点がある。

同社は昨年11月に世界初となるMirrorLink対応ディスプレイ・オーディオをトヨタ モーター ヨーロッパに納入しており、今夏、日本市場でもサービスの提供を開始する。これにより、今後MirrorLink対応車載機や対応スマートフォンが増加するものと見込まれている。

MirrorLinkは、オートモーティブシステムズ社がトヨタ自動車に納入している「スマホナビ対応ディスプレイ」とパナソニック モバイルコミュニケーションズがNTTドコモ向けに提供しているAndroidスマートフォン「ELUGA V P-06D」との組み合わせでまずは利用することができる。

ELUGA Vの画面をスマホナビ対応ディスプレイの画面に複製表示し、車載機側からスマートフォンのアプリの操作をすることができる。

スマホナビ対応ディスプレイは7V型のディスプレイを採用しているので、スマートフォンよりも見やすい表示が可能だ。同端末ではiPhoneアプリの一部の表示やタッチパネル操作も可能。さらにAM/FMラジオも利用できる。

左:スマホナビ対応ディスプレイ(商品品番: DAN-W62)、右:ELUGA V P-06D

ELUGA Vとの組み合わせでは、Google Playストアから「AppCarConnect JPN」、そして対応アプリをダウンロードすることで、ナビゲーションや音楽プレイヤー、ソーシャルメディアなどを車載機側から操作することができる。

AppCarConnect JPNはクルマでの操作、安全運転に配慮したUIが特徴の統合表示メニューアプリで、24日にリリースされている。MirrorLinkに対応しているアプリはFacebook、Tweet in vehicle、News、Music、music Chef、NAVleliteだ。

AppCarConnect JPN

MirrorLink対応アプリ

【情報元、参考リンク】
パナソニック オートモーティブシステムズ社/プレスリリース
Google Playストア/AppCarConnect JPN

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