KDDI、小型軽量の衛星電話「IsatPhone Pro（アイサットフォン プロ）」の提供を8月21日より開始へ

IsatPhone Pro

KDDIは20日、衛星電話サービス「インマルサット」を利用することのできる衛星携帯電話「IsatPhone Pro（アイサットフォン プロ）」の提供を21日より開始すると発表した。

インマルサットは英国のインマルサット社が展開する衛星電話サービスで、赤道上空約36,000kmの静止軌道上の通信衛星を利用し、日本国内外を問わず利用できる。

このサービスを利用できる小型端末がIsatPhone Proで、NTTドコモも8月から取扱いを開始している。

IsatPhone Proは何といっても小型軽量である点が最大の魅力だ。ボディサイズはアンテナを閉じた状態で約54×170×39mm、アンテナを伸ばした状態でも約54×310×39mm、重さは約279gだ。十分に持ち運びが可能なサイズで、家庭用の電話機の子機に近いサイズだ。さらに、防水・防塵性能も備えている。

内蔵バッテリーで連続約100時間の待受、連続約8時間の通話が可能。

また、メニュー表示は日本語、英語、アラビア語、中国語、フランス語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語に対応する。

端末の価格はオープンで、利用料金は使用契約料が10,500円、利用プランは「プラン S」で、月額基本料は4,900円だ。通話料金は固定・携帯電話宛が1分間で160円、インマルサットBGAN/FB/IsatPhone Pro宛が160円/分、イリジウム宛が800円/分、着信は無料となっている。

問い合わせ先はKDDIの営業担当者または法人お客さまセンターとなっている。

【情報元、参考リンク】
・KDDI/プレスリリース