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高齢者にもオススメ! 進化したキッズケータイ「HW-01D」の予約受付が8月15日に開始へ。強固なボディ、絞られた基本機能、ALSOKとの連携による「緊急時かけつけサービス」対応など

NTTドコモ(以下、ドコモ)は13日、ファーウェイ製の携帯電話「キッズケータイ HW-01D」の事前予約の受付を15日より開始すると発表した。全国のドコモショップで販売開始日の前日まで受け付ける。ただし、店舗によって受付可能台数は異なるので、その点には注意したい。


また、「ドコモマイショップ」会員の方はウェブ上から予約を行うことも可能だ。My docomoのドコモマイショップ情報ページから予約が可能。ウェブ予約の受付開始日時は15日正午。なお、商品の受け取りはマイショップ会員に入会しているドコモショップの店頭に限られる。

発売はブルーとピンクが9月5日、イエローが9月13日になる予定。ただし、まだ確定しておらず、最終確定次第改めてアナウンスされる見込み。

キッズケータイ HW-01Dは、昨年モデルである「HW-02C」の後継機種だ。

“キッズケータイ”の名の通り、小学生低学年以下のお子様向けの機種ではあるが、実際には携帯電話そのものに壁を感じているような方、高齢者などにも薦められるものとなっている。

標準ではメニュー表示は「ひらがな」で構成されるこどもモードに設定されているが、漢字を使って表示する普通の大人用のモードも用意されている。こちらに変更すれば大人でも普通に使える。しかも、文字の大きさも変更できるので、自分の好みに合わせて使用できる。

左は子供用の設定なので「ひらがな」で表示、右は大人用設定なので漢字で表示

左:設定画面、右:大人用設定だとメニューには漢字も使われる

旧モデルからの主な進化ポイントはディスプレイの大型化と防水・防塵への対応だ。

ディスプレイは約2インチ、解像度240×320になり、表示できる情報量が増えた。また、防水・防塵性能を備えることで、子供ならではのハードな使用環境にも十分耐えられるようになっている。砂場で砂まみれになることや、雨の中びしょ濡れになることもあるかもしれない。それでも防水はIPX5/IPX7、防塵はIP5Xに対応しているのである程度のレベルには耐えられる。

さらに、まるでカシオ製腕時計「G-SHOCK」シリーズのように強化されたボディも魅力だ。

側面のラバーは耐衝撃に強く、またディスプレイ自体も強化プラスチックで強化されている。実際、ちょっと落とした程度ではビクともしない。




とはいえ、携帯電話としての基本機能は一般のモデルと比べると限定的だ。

インターネットでウェブサイトを自由に閲覧するといったことはできない。iモード自体に非対応の上、ブラウザも搭載されていない。キッズケータイ HW-01Dでできるのは音声通話とSMSのみだ。他にもGPS機能を活かした「イマドコサーチ」なども利用はできる。

また、お子様に何かがあったときのため、防犯ブザーも搭載されている。

富士通の「らくらくスマートフォン」にも同種の機能が搭載されているが、キッズケータイ HW-01Dでも、ブザーを鳴らすと自動的に緊急連絡先へ電話が掛けられる。緊急連絡先はあらかじめ3件まで登録することができ、ブザーを鳴らすだけで自動的に順々に音声通話を発信してくれる。

そしてブザー自体、大音量で鳴るので、近くに人がいれば誰かが気づいてくれるはずだ。音量は約100dBで、これは一般に犬の鳴き声などよりも大きいレベルだ。

ブザーをオンにした場合、GPS機能を活かし、現在地情報も通知される。

そして、他にもキッズケータイならではの便利機能がある。

側面には両側にライトを搭載する。これを使えば夜道も安心だし、単純にライトとして便利だ。また、着信自動応答機能も便利。これは電話がかかってきたら、予め設定した秒数後に自動的にハンズフリー応答する機能だ。

そしてボディ背面に「ALSOK」のロゴが表示されていることからわかるように、綜合警備保障(ALSOK)との協力機能として、緊急時にガードマンが駆けつけてくれる「緊急時かけつけサービス」にも対応する。この機能は今秋提供開始となる予定で、サービス開始にあわせて詳細が発表される見込み。

本体サイズは約89×49×16.5mmで、重さは約85g、カラーラインナップはブルー、ピンク、イエローの3色だ。





【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/キッズケータイ HW-01D製品紹介ページ

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