同社は7月3日よりGALAXY SIIに対してOSのバージョンをAndroid 2.3からAndroid 4.0に上げる内容を含むソフトウェア更新の提供を開始していた。ところが、4日、この更新を導入すると不具合が発生することが明らかになり、提供が一時中断された。
発生した不具合はソフトウェア・キーボードが表示されなくなってしまう、というもので、同社はすでに更新を導入したユーザーのために復旧方法を案内。しかし、復旧すると変換履歴やユーザー辞書、各種設定内容が初期化されるため、早期対策とそれを施したソフトウェア更新の提供が待たれていた。
今回配信される新しいソフトウェア更新ではこの不具合を改善。加えて、プリインストールされている特定のアプリが正常に起動しない場合があるという問題も改善される。
また、特定のエリアでGガイド番組表アプリからワンセグが起動できない場合があるという問題も改善される。
更新は端末単体で実施できるが、パソコンを利用してもいい。Android 2.3から4.0へアップデートする場合は約50分の所要時間がかかる。一方、Android 4.0にアップデート済みの場合に今回の最新ソフトウェアを導入する場合は約5分だ。
パソコンを使った場合の所要時間は約100分となる。
ある程度時間がかかるので、時間に余裕のあるときにソフトウェア更新を実施したい。
【情報元、参考リンク】
・NTTドコモ/GALAXY SII アップデート情報
・NTTドコモ/プレスリリース
