プレシャス・ホワイト
また、「ドコモマイショップ」会員の方はMy docomoのドコモマイショップ情報ページからウェブ予約をすることも可能だ。その場合は商品の受け取りはマイショップ会員に入会している店舗に限られる。
今夏のドコモのラインナップにはXi(クロッシィ)端末が多く揃えられているが、ARROWS Meは数少ないXi非対応のFOMA端末だ。Xiは現時点ではエリアが限られていることもあり、必要ない方にはしばらくの間FOMA端末で十分だろう。
ARROWS Meはハイエンド向けモデルではなく、必要十分のスペックで構成されたオーソドックスな端末だ。OSはAndroid 4.0で、プロセッサはQualcomm MSM8255 1GHz(シングルコア)、ディスプレイは約3.7インチ、解像度480×800で、内蔵メモリは1GB RAM、2GB ROM、バッテリー容量は1,520mAhだ。サイズは約120×60×10.9mmで、重さは約125g。
また、おサイフケータイ、赤外線通信、ワンセグ、防水性能も備える。
際立った特徴のない端末ではあるが、フィーチャーフォンからスマートフォンへの移行を検討している方など、エントリークラス向けにはそつなくまとまったモデルと言える。実際、富士通は「らくらくスマートフォン」がターゲットとする年代の前、40代程度の年齢層で、かつスマートフォンが初めて、といったユーザー層をターゲットにしているようだ。
さらに、手にフィットするラウンドフォルムと上質感があるプレシャス・ホワイトのカラーなどは年齢層を問わず女性ユーザーにも薦められるものとなっている。角度によって変化するパール調のフレームもアクセントだ。プレシャス・ブラックについては、指紋が目立たないマット仕上げが施され、男性ユーザーには落ち着いたデザインといえるはずだ。
プレシャス・ブラック
中身に目を移すと、富士通製iモードケータイからの移行者向けにデータの引き継ぎをサポートしてくれる「かんたんお引越し」アプリも搭載されている。これを使えば、電話帳、メール、ブックマーク、スケジュールなどをmicroSD経由で一括して移行することができる。
他にも地味に便利な機能としてFMトランスミッタも搭載する。Bluetoothに非対応のカーステレオなどでスマートフォン内の音楽を楽しむ際などに便利だ。
カメラは背面のメインカメラ1基のみで、前面サブカメラは非搭載。メインカメラの有効画素数は約500万画素で、QRコード対応の自動シーン認識やスマイルファインダーなどの機能を有する。
【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/ARROWS Me F-11D製品紹介ページ