くくりひめ |
「E★エブリスタ」はエブリスタが運営する、小説・コミックの投稿コミュニティで、従来の「ケータイ小説」を楽しむ10代女子層などに人気のサービス。公開作品数は190万作品以上に上り、出版社から書籍化された作品数も140を超える。
「E★エブリスタ 電子書籍大賞」は、幅広い世代に親しまれる良質な作品の発掘と、才能豊かなクリエイターの応援を目的として創設された賞で、今回は姫野春氏による「くくりひめ」が大賞に輝いた。「くくりひめ」は「E★エブリスタ 電子書籍大賞」に投稿された6,218作品の中で最も支持を集め、大賞に加え、双葉社賞(ホラーサスペンス部門)も受賞している。
今年9月には双葉社からの書籍化も決定し、より多くのファンを獲得することになりそうだ。
「くくりひめ」の主人公は、修行中の巫女として神社に住み込みで神事の手伝いをしている、高校を卒業したばかりの女の子で、「良からぬもの」絡みの事件を、異界の存在に働く「くくりの血」を流すことで解決していく和風ホラー作品。
ほか、出版社賞受賞作品は下記の通りだ。
- 角川書店賞(ミステリー部門):「秘密屋」(著者:永堀 大介、20代男性 千葉県)
- 集英社賞(10代恋愛部門):「嘘つきな月」(著者:シムカ、20代女性 大阪府)
- 主婦の友社賞(20代以上恋愛部門):「高嶺の花は咲いてるか?」(著者:桜瀬 ひな、30代女性 広島県)
- 小学館賞(青春・友情部門):「嘘つき彼女とニセ彼氏」(著者:朝倉 あおい、20代女性 東京都)
- 双葉社賞(ホラーサスペンス部門):「くくりひめ」(著者:姫野 春、30代男性 東京都)
- ブックウォーカー賞(ヒーロー部門):「傾世のカフカ」(著者:北条 アキ、30代男性 神奈川県)
下記リンク先の公式サイトでは優秀賞も掲載されている。
【情報元、参考リンク】
・E★エブリスタ 電子書籍大賞 2012
・くくりひめ